まさに好事魔多しでした。
ちょーしんのってたらすっころんだよ
本日はオトナの部活動、だがしかしもろもろの事情により、ソロ練に切り替えはしっていると、車止めに躓き大転倒
さいわい転ぶのには慣れている←ため、被害は最小限で食い止め、流血したまま巻き巻きで帰宅。
弱り目に祟り目
泣き面に蜂
そろそろ薬の魔法も溶け出すころ哉
この後の事故を知らずなぞのドヤ顔↓
レースレポつづきます(もはやダレ需要)
ガラスの膀胱をブラックボックスに押し込み、5つ目の久多エイドを後にしたわたし。距離にして40キロ地点。半分を超えたことに少し安堵します。
ほどなくすると、トレイル区間に。
もはやここは一つ目とは比べものにならないほどの大渋滞となっており、てっぺんが見えないほどの九十九折りに人が数珠繋ぎになっています。
ここまでくると腹も座るもので、焦る気持ちは全くなく、歩くついでにと冷静にアミノや芍薬甘草湯、賞味期限切れの←メダリストなんかををとりながら、前の人に歩を合わせ淡々と上を目指します。
雨も降り出していましたが、特段寒くはなかったですね。山の中とはいえ動いているので冷えることもなく暑くもなく。
ただ、さんざん上ったこの後の下りがどれだけトリッキーで滑るのだろうと、それだけが恐怖だったんですが、さいわい下りは緩やかな傾斜で道幅も広く走りやすく、これは本当に助かりました。
無事に二つ目のピークを超え、ニノ谷エイドに到着。ここですかさずトイレへピットイン。汲み取り式の和式トイレかつ鍵もかかりませんでしたが、しのごの言ってる場合じゃねーw(開けられたらお尻丸出しw)
ここでは名物だと言うお新香を挟んだ調理パンが。となりはポテトサラダが挟んであるロールパン。塩気が美味しかった!
そしてまた次のエイドはトレイル区間を含む9キロ先。鯖街道なかなかにエイドに厳しいw
ただ、次のトレイル区間はそこまでキツい傾斜もなく、また足場は悪いながらも道幅は広いため、ここの区間はほぼ走れました。
そうしてピークの杉峠エイドに。
ここで、いっちゃんのお知り合いという女性に声をかけられ、いっちゃんが鴨川の河川敷で待っていると言うさほど嬉しくない情報をいただきました。(お声がけは嬉しかったです!ありがとうございます!)
こっからは延々に下っていくのみ。しかもありがたいことに林道ではなく完全舗装路のためスイッチオン。
いやー、しかしそれはそれできつかったですね。
似ているなーと思ったのは、飛騨高山のスキー場からの下り坂。あのくらいの傾斜と長さをノンストップで走りつづけ、気がつけばわたしもキロ5アンダー。前腿翌日軽く崩壊しましたw
そしてゲキ下り区間が終わり、気がつくとなんだか周りが一変。
あ、京都の街に入ったんだ。
これはちょっとわくわくしましたね。うまく表現はできないのですが、京都という空気感。ええ、スラム街のそれとはまったく違う←
そして程なくして64キロ地点の鞍馬エイドに到着。
ここで残り13キロとなったので、そろそろキングにLINEしておくか、と時計を確認すると、あれ?もしやあたしサブ10いける?
当初の予定では早くて11時間くらい。なので先にホテルにチェックインして、そっからゆるゆる迎えにきてね、と言っておいたところ、残り13キロで16時(サブ10)まで1時間45分。しかもまだまだ走れそうだぞ?
下り基調のロードということもあり、そしてたった13キロという数字も手伝って、そっからどんどんビルドアップ。
残り9.3キロの市原エイド着が14時34分。
そして残り6キロ地点で14時51分。
鴨川に入ってもキロ5分半キープ。
いよいよ自分が怖くなりましたw
実際、後半どんどん前の人をパスしていくウルトラなど、今回が初めてのこと。日頃の走り込みのおかげか薬のせいか←、最後こんなにはしれるのは、本当に気持ちがよいですね。
ただ、手元のガーミンさんが77キロを告げても、なお見えてこないフィニッシュゲートにはやきもき。
そんでも、最長79キロくらいだろうと78キロでさらに上げ、最後はキロ5でスーパーダッシュ。
そうして、ようやく見えてきたゲート。
最後全力で9時間26分でゴール。
わたしの初めての福井〜京都の旅が終わりました。
(つづく)