なにがって、
朝陽を見るのが好きすぎるのがわるい。
べつだんそんなに走る必要もないし、なんならリカバリーに努めたい今週。
なのにちょっと朝陽が気になって、ちょっとのつもりで外にでたらば、今度は「せっかくでてきたから」と時間いっぱい進んでしまう貧乏性。
はしるのが好きすぎるのも悪いんですかね。
すかしてるつもりで腹巻が見えとるw
レースレポつづきます。
12時号砲。
ランナーが一斉に別府に向かって走り出します。
スタートラインを超えるとき最初のラップボタンをポチ。ロスタイムは31秒らしい。いつもより少し短いような。三年前のベストタイムがギリギリ生きていることに感謝です。
思いのほか、渋滞もなくさくさくと進んでいる印象。最近はスロースタートのため、キロ5でも若干速く感じ、早くもきっついなと思いつつ、けれどわたしは知っている。
20キロ関門までは鼻くそほじ油断するな←
そう、別大の各関門をよーく確認すると、
10キロ52分
15キロ1時間16分
と、ここまではロスタイムが考慮されているらしく、キロ5を若干オーバーしていても(ロス次第では)通過できるようになっているのですが、20キロ関門は1時間40分。ここまでに前半作った借金(ロスタイム)をきっちり返済しておかないと、キロ5では間に合わない計算に。
なので、とりあえず10キロ関門に50分で着くことを目安にし、そのギリギリの線で進みます。
別府の手前で、すでにワットさん、そして昨年関門地獄を一緒に擦り抜けたN森さんにパスされ、それでもマイペースマイレース(はるやまさん語録引用)。
最初の5キロまでなら、ついていけるだろうペースでも、ぜったいに周りに流されない上げすぎない、それが今回決めていたこと。
そう、「欲をかかず諦めず」
「完走」だけを求めれば、キロ4.55で進めればいい。それをどっかで欲だして、「できるだけ早く」とか「だれちゃんより早く」とか、んなこと一瞬でも考えたらろくなことねー。
そして、「ぜったい諦めない」と腹をくくれば、その一秒で奇跡を起こすこともできる。
「無欲と覚悟」完走に必要なのはそのふたつだけ。
なので、たんたんと黙々と、まずは10キロ関門へ。(このへんでお声がけいただいたミワさん、ありがとうございます!これからはまいんち5回読んでください笑)
最初の5キロを24分20で通過。
よし、少し借金返済。
10キロまでにもう少し詰めよう。
折り返しまで少し暑く感じたのは、追い風だったせいでしょうか。別府の街を過ぎたころ、ネックウォーマーをしてきたことを若干後悔しはじめており、どっかでとるか、ブラックボックスに投げ込むか(忘却の此方に捨てるという意味です)、逡巡しながらスライド区間へ。
ここが唯一、サブスリーランナーさんたちとすれ違える区間。グリーンベルトがあるため、その姿が見え隠れしながらも、ギリギリ無駄にでかいキングだけキャッチ。
エールを交わし折り返すと、ほどなくして10キロ関門に。スプリットタイムは48分31秒。
これで無事に借金返済。
あとは予定通りすすむだけ。
~5キロ 23分45秒
~10キロ 24分11秒
(つづく)