何色の空の白い雲
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木が歌う夜

どちらかと言えば好きみたいです…


小学生の時、それはうれしかった。というかホッとしたのかな。
遊びに誘われる危険がなかったから。

雨が好きなのかどうか考える度思い出すのは、小学生時代の水曜日の放課後。
5時間で早く終わって帰れる上、雨なら家でゆっくりリラックスできる。あの頃の雨の音や匂いは、私の記憶のかなり始めのものとして刻まれている。


そう、こんな事を思い出したのも今夜は風の強い雨模様だから。
なぜかすごく安心する。木々が揺れて、部屋の窓をガタガタと叩いているにもかかわらず、私は何とも穏やかな気持ちに浸っている。

不思議なものだ。

歩くのは辛い。みなさんの友達は元気ですか?

みなさん、何をそんなに急いでいるのですか。
足下に咲く花にも気付かずに、前方の幻影を果てなく追いかけて…
そしてその内言うのでしょ?
私は今まで何をしてきたんだろうって

ゆっくり歩くのって、すごく力を使うんですよ。


さて、明日は友人と小旅行の約束があります。

友人といっても、趣味も性格もまるで合わず。お互いを何も知りません。ただ関係を続けている…それが尊い事なのかもしれませんが。
でも、その事実を笠にして、お互いの壁を越えようとする努力を怠ってもいいということにはなりません。

私は少し前から、この関係に波風をたてるようにしています。私は君たちに近づきたい。そう直接的な表現を用いて。自分の趣味趣向を披露してみたりしました。反応は薄いものです。当然なのかもしれませんね。何年も動かない関係が、一言によって激変する方が悲しいものです。

彼らはこの空洞の関係をどう思っているのでしょうか。その疑問を意識しながら付き合うこと、約1年。私の結論は少し悲しいものになりそうです。
彼らは何も思っていない。それが私の現在の判断です。
厳密に言えば、無意識下での不満、不安は当然持っているでしょう。しかし、それを特別な感情で捉えられないのです。
「そう言われてみれば、そう思う」
今まで考えたことのない話についてのよくある返事です。
人対人という最も初歩的な事柄について、振り返りもせず何となく過ごしてしまう。一番目の前にある大切な事を、メリット・デメリットの効率という一面でしか認識できない。

これは人類の未熟さでしょうか。それとも現代人の短所でしょうか。
どちらにせよ嘆き悲しむ話ですが、今、その大多数のフツー文化に、我が身を削って対抗すべき時である事は間違いないのではないでしょうか。



人はいつ若さを忘れ、私欲に溺れて温暖な環境の一部となるのでしょう。
若き日に思う「正しい世界」。
少なくとも、現代は正しさに向かっているのでしょうか。


私は明日どうする事が最善なのでしょう。
もう身がもたないというのが正直なところかもしれません。

生きることは辛いこと。
辛いことは死にたいこと。
死にたいことは生きること。


きっとちゃんと生きてます。

『Jの悲劇』

これほどまでに画面に引きつけられたのは、久しぶりの事です!!


やはりイギリス映画は素晴らしいですね…
質感が伝わってくるという感じでしょうか。

野原の風、町の雨、戸がきしみ立ち去る人。
そんな一つ一つの風景が視覚から感じとれるのです。


そして何といっても、出演お三方の完璧とも言える名演技。
画面を通して、こちらまで重く不穏な空気で包まれます。


評判はさほ良くもなく、話題作でもありませんが、本国イギリスではどうだったんでしょうね?


◎サスペンス調の展開に愛についての哲学をも語る文学色とエンターテイメントの両要素をうまく溶け合わせた快作!


↓片時も目を離せない、心情描写

『ステイ』

『アパートメント』
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