僕のやっていることは、俳優の養成法としては相当特殊らしく、特に舞台を経験した人からは「こんなやり方やったことない」と言われることが多いです。
簡単に言うと、どんな方向性で演技しようとか、ここで何をしようとか、どんな動きをつけようとかそういうのをほとんど決めてない(いや決まって来ちゃうことはあるんですが)。
だから俳優達は、「今日、どんなことが起こるのか」が全くわからないで舞台に立つわけです。
10年近くのキャリアのある俳優から以前、「なんて怖いことをやってるんですか」と言われたことがあります。
今日の自分の衝動に「飛び込む勇気」がとてつもなく必要なわけです。
僕は舞台なんてそんなもんだと思ってるんですが、それを人から言われてやるのは、なかなかハンパじゃできない。
今回の出演者15人は、例外なく、全員がそこに向かおうとしています。
それは演技を見りゃわかる。
だからハラハラするし、ハズしたりもする。
だけど、稽古では毎日新しい発見がある。俳優がどんどん自由になっていくのがわかる。
きらめくような若さや、恐ろしいほどの人生の重みや、ドギモを抜くようなおかしさや、ニンマリするようなかわいらしさや、哀しい男らしさが立ち現れてくる。
ほとんどの人たちが、まだキャリア2年以下(うち半分くらいが1年以下?)。
だから安定もしないし、本番がどんなものになるか全くわからない。
だけど僕は少なくともこれまでのマキニウムで一番ドキドキしてるし、怖くもある。
どんなんなるかわかりませんが、もしかしたらタイヘンなことが起こるかもしれないです。
ぜひ見にいらしてください。
演劇集合体マキニウム#13公演「My Rambling Room~草を待つ犬 肉を乞う猿~」ご来場いただいた皆様、見にはこれなかったけど応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回の公演は、本当にチケット売れ行き状況がかんばしくなく、公演が始まるまでいったいどうなることやらととても心配させられた公演でした。チケットが売れていないばかりでなく、届くメール届くメールが「行けない。ごめん。」の連発。とても寂しい公演になるんじゃないかと不安でたまりませんでした。正直。
ところが、フタを開けてみると、本当にしばらくご無沙汰していた方、思いがけない方々、そしてもちろんいつも見ていただいている方、そして見に来れないはずだったのになんとか都合をつけて見に来ていただいた方など、たくさんの方に見に来ていただき、なんとかにぎやかな客席で公演を終了することができました。本当にありがとうございました。
今回ほど、お客様に見ていただけることのうれしさを感じた公演はなかったかもしれません。
僕らは劇団員が抜け、現在4人となりました。
「人数は少ないけど、クオリティは絶対に下げない。むしろ上げる」そういう思いで、この数ヶ月を過ごしてきました。
しかし、やはり僕らのような劇団は、出演者の人数によって観客の数が左右するのも事実です。
出演者3人(実質的には2人)では、最初からチケットの販売に苦労するのは目に見えていたのかもしれません。
たくさんの方々にご来場いただき、ほんとうにありがとうございました。
またぜひ、次回公演にお越しくださいますよう、お願いします。
心よりお待ちしております。
瀨川圭介、薄井寒太朗。
二人の男が、身体と身体でぶつかりあいます。
メンバーが抜けた今、「今のメンバーでやっていける」と自分たちもお客様にも思ってもらえる公演を、との思いでやってきました。
本当に、この舞台にかけたい。
そう思っています。
若者二人は、毎日自分の限界と闘っています。
ぜひぜひぜひぜひ、みなさんお越しください。
「演劇集合体マキニウム#13
My Rambling Room ~草を待つ犬 肉を乞う猿~」
男には、二つのココロが同居している。
日時:5月
14日(土)19:00~
15日(日)14:00~、19:00~
16日(月)20:00~ (全4公演・すべて開場は開演の30分前)
原案・作 槙文彦 瀬川圭介 薄井寒太朗
出演 瀬川圭介 薄井寒太朗 槙文彦
会場:レッドベリースタジオ(札幌市西区八軒2条西1丁目)
料金:前売り・当日 1500円
お問い合わせ・チケット予約:
090-9438-4195 (槙文彦)
makinium2000@yahoo.co.jp
マキニウムHPアドレス→http://makinium.web.fc2.com
※ブログを毎日更新中!
「俳優は、本当にうまくなれると思いますか?」
演劇集合体マキニウム俳優トレーニング公演2011
この公演は、俳優の個性とリアリティを追求する“マキニウム式演技法”
により、最も効果的に俳優のトレーニングを行うための公演です。
<詳細>
稽古日/時間 毎週月曜、木曜 19:00~22:00(原則週2回)
稽古場所 劇団稽古場 札幌市東区北25条東16丁目1-2 ステラ元町ビル3階(市営地下鉄元町駅1番出口徒歩1分)
経験不問。興味・感心のある方なら誰でも参加できます。
参加費 1ヶ月 5,000円
(その他の費用は一切かかりません。チケットノルマもありません。)
出演者募集申し込み締め切り 5月22日(日)
“マキニウム式演技法”とは?
マキニウムが開発した俳優の個性とリアリティを追求する独自の演技・トレーニング方法です。既存の“舞台の常識”に縛られずに、俳優の“内からあらわれてくるもの”を大切にトレーニングしていくことで、個性と現代演劇のリアリティを獲得していきます。
「“マキニウム式”ってどんなもの??」と思った方は・・・
・演劇集合体マキニウムワークショップ
「誰にでもできる演技 あなたにしかできない演技」
マキニウムがどんな考え方で、どんな稽古方法を行って公演に向かっていくのかを知ることができます。
4月30日(土) 午後2時~5時
5月22日(日) 午後2時~5時
劇団稽古場(札幌市東区北25条東16丁目1-2 ステラ元町ビル3階・市営地下鉄元町駅1番出口徒歩1分)にて
参加費 各500円
参加申し込み締め切り 各ワークショップの3日前
※俳優トレーニング公演参加に関わらず、興味のある方ならどなたでも参加できます。
マキニウム俳優トレーニングコース体験参加・見学
俳優トレーニングコースへの体験参加・見学は2回まで無料となります。どうぞお申し込みください。
稽古日 毎週月曜・木曜19:00~22:00
※体験参加・見学申し込みは常時受け付けております。
※稽古時間は変更になる場合があります。お問い合わせください。
演劇集合体マキニウム#13本公演
「My Rambling Room~草を待つ犬 肉を乞う猿~
原案・作 槙文彦 瀬川圭介 薄井寒太朗
構成・脚本・演出 槙文彦
出演 瀬川圭介 薄井寒太朗 槙文彦
2011年5月
14日(月) 19:00~
15日(日) 14:00~、19:00~
16日(月) 20:00~
レッドベリースタジオ
(札幌市西区八軒2条西1丁目)
all ¥1,500
すべての問い合わせ・お申し込みは・・・
makinium2000@yahoo.co.jp
090-9438-4195(槙)
・「一つになる」必要はない。
いろんなところで、「一つになろう」といったキャッチフレーズが使われていますが、僕は「一つになる」必要はないと思います。
人々にはいろんな思いがあって、それぞれの形で支援すればいい。
そしてその支援の課程で、バラバラになることがあってもいい。
劇団や会社やスポーツのチームや学校のクラスなどで「一つになる」ことは必要なことがあるけど、国全体が「一つになる」必要はないと思います。
・過度に「安全・安心」を目指すことは危険。
「安全・安心」がうたわれたしたのは、おそらく何年か前の「耐震偽装事件」以来だったんじゃないかと思います。
ビルを建てる時に書類を偽装していた、というアレです。
そのころからなんだか日本ではやたら「安全・安心」が強調されてきたと思う。
今回、やっぱり大きな震災が起きて、さらに「安全・安心」がうたわれだすんじゃないか。
だけど、過度に「安全・安心」を目指すことは危険だと思う。
今の時期にこんなことを言うと怒られるかもしれない。
でもだからこそこの時期に言わなければいけないと思う。
もちろん、「食」や「建物」に対して「安全・安心」を求めるのは当然のことだ。
でも経済活動(というか僕らの生活全般)の中で「安全・安心」ばかりを追い求めて、僕らは幸せになれるだろうか?
リスクがあるから、幸せがある。だからリスクを背負って前に進むことが大事だと僕は思います。
・やっぱりNHKはすごい。
朗読のことで、僕は「NHKのアナウンサーはつまらない。」と書きました。もちろん民放がいいと言っているわけではないんですが。
しかし、今回の震災ではやっぱりNHKはすごいと思いました。
他の放送局ではほとんどの放送局が専門的な知識を大学の先生などの専門家を呼んで聞いているのに対し、NHKは自分のところで「解説委員」ていう人がいて、ほとんどその人が解説している。
あの解説委員の人たちは普段なにしてるんだろ。
ともかくNHKはすごいですね。
情報に関しても、民放はなんだか「大丈夫?それほんとのこと?」と思うことがあるけど。NHKは落ち着いて聞いていられる。
ちゃんと受信料払わなきゃ。
・鈴木みのるに感動した。
鈴木みのるはプロレスラーです。このブログでは数年ぶりにプロレスネタです。
彼のファイトスタイル、僕は好きじゃない。相手を挑発し、フェイントを使う。確かに強いんですが。
しかしそんな鈴木みのるが、先日の「ノア」という団体の大会で、チャンピオンに対し「お前がプロレスの力を信じないでどうすんだよ?」「東北にもたくさんのプロレスファンがいる。そいつらの心を元気にするのはなんなんだ??プロレスなんだよ!オレ本気だぞ」という趣旨の発言をしました。
僕は素直に感動しました。
鈴木みのるという人はそんなことを考えていたんだ、と感心する一方、「僕も演劇を信じなきゃいけない」と強く思いました。
僕は、演劇の力を信じます。
5月14日~16日、見に来てください。お待ちしています。
「My Rambling Room~草を待つ犬 肉を乞う猿~」
よくわからないタイトルですね(笑)。稽古、進んでいます。今までにないマキニウムをお見せできると思います。
ぜひ、ご覧ください!!