「理想の俳優」に本当になる。 -5ページ目

「理想の俳優」に本当になる。

演劇で自己実現。演劇集合体マキニウム代表、演技トレーナー槙文彦によるブログです。

長らくご無沙汰しております。

年末にパソコンが突然壊れてしまい、忙しくて手をつけられず、復旧しようと試みてもうまくいかず、結局パソコンを買い換えました(もちろん中古ですが)。

日本という国は大変なことになっています。一週間、ニュースに釘付けになっていました。


マキニウムは次回公演へと進んでいます。
ぜひ、お越しください。




2011年5月14日~16日

演劇集合体マキニウム#13本公演(タイトルは未だ決まらず)

場所 レッドベリースタジオ(札幌市西区八軒2条西1丁目)


原案・作 槙文彦 瀬川圭介 薄井寒太朗
脚本 槙文彦
出演 瀬川圭介 薄井寒太朗 槙文彦
 
公演日時
5月14日(土) 19:00~
   15日(日)  14:00~、19:00~
   16日(月)  20:00~
(各回開場は開演の30分前)

料金 ALL ¥1500

問い合わせ 090-9438-4195
ジャッキー・チェン主演の「新宿インシデント」という映画を見ました。

最近、イヨネスコやブレヒトといった演劇の巨匠たちの舞台のビデオを見て頭を使っていたので、「新宿インシデント」について何も知らない僕は、「今日はパァっと楽しめる映画」と思い「新宿インシデント」を選択。

しかしこの期待は大きく裏切られました。

なんでもこの「新宿インシデント」は、日本ではR-15指定で、中国では過激な内容に上映禁止になった映画らしい。

舞台は日本で、カンフーやコミカルな演技を完全に封印。密入国したジャッキー・チェン扮する主人公が、日本のヤクザ組織に組み込まれていくバイオレンス・ドラマ。

中国人の犯罪組織の有り様や暴力団の抗争がすさまじい。

「パァっと楽しもう」と思ってたのに、心をむんずと掴まれてしまいました。


脚本がうまい。

説明を極力廃して場面転換でストーリーをわからせていくあたり(これは映画の基本なのでしょうが)、伏線の張り方(ちょっとわざとらしすぎると感じる所もありますが)、とても勉強になりました。

ジャッキー・チェンの映画だと思ってたら(笑)、監督は香港映画の巨匠らしいです。


賛否両論なのかな、この映画。少なくとも見ていい気分になれる映画ではないです。


僕は好きです。
寺岡呼人っていう人の「大人」っていう曲があるんですが。

とてもいい曲なんです。

歌ってしまいました。マキニュウムになってますが(笑)。


マキ from 劇団マキニュウム

「はじまりのうた」という曲を、以前書きました。
「変化」を決断した人に送る歌です。


<はじまりのうた>


蒼い道を歩いていた
深い轍を進んでいた
先は見えず闇ばかりで
雪はいつまでも続く


雪はいつしか降り積もり
靴は外から湿り始め
風はさっきから顔のあたり
そして服の中までも冷たくする


きっといつまでも続く
終わりなく降り続ける


もう進むのはやめよう
後ろを振り返った方が暖かい
立ち止まり戻ったほうがいいさ
そんなことさえ思った



風はそれほど強くない
でも袖の隙間から滑り込む
体はそろそろ凍えきった
戻る力さえもう何処にもない


進むか戻るか二つの選択
もうそのどっちにも進めない
分かれ道の存在に気付いた時
わからない何かがはじけた


空は変わらないかもしれない
でも宇宙は見守り続ける


終わりにしようと決めた時
すべての色が変わり始める
あなたはあなたの景色の中で
彩りを放ち始め


空は必ず僕らのために
見守り続け愛し続け
すべてはすべて僕らのために
教え続けてくれる


終わることが始まることだと
誰かが教えてくれた
未来は誰の目にもかすんでいて
だけど確かに輝いている

僕は、共産党支持者でもなければ北朝鮮支持者でもなければなんでもありません。

なんだかはじめにこんなことを断らなきゃいけない気がするのもめんどくさいんですが。


先日、友人の紹介で

「第15回朝日友好促進交換授業研究会」

というものに参加してきました。


札教組(札幌教職員組合)が関係しているらしいんですが、僕はよくわかりません。

とにかく、「政治的なことはいいからまず朝鮮学校を見てみろ」という友人の話に乗りました。


当日は、授業参観、生徒達による楽器・踊りの披露、交流会などがあったんですが僕は予定があり授業参観だけでした。


もちろん存在は知っていたけど、“得体の知れない朝鮮学校”というのが僕の正直な気持ちでした。

朝鮮学校の生徒達に会ったこともないし、噂を聞いたこともない。

ただ存在だけを知っている。

そんなところでした。


で、実際に行ってみました。

校舎の中はほとんどがハングル文字。

授業はみんな朝鮮語。と思いきや初級部(小学校)低学年では日本語(全てがそうなのかどうかはわかりません)。

休み時間にはおおむね日本語。しかし朝鮮語の会話も。


まず、札幌にこんな学校があることにカルチャーショックを受けました。

いや、そりゃあることは知ってたんですがね。


札幌であって、札幌じゃないような。


授業は、国語(朝鮮語)、日本語、算数、理科、社会など、朝鮮語を除いては日本の学校と同じ(らしい)。

実際、僕が行ったときにも小学校低学年の教室で日本語が丁寧に、熱心に教えられていました。

提示物がハングルであることを除けば、日本学校の授業と見分けることはおそらく難しいでしょう。


そして中学生(中級部)、高校生(高級部)の授業も見たんですが、生徒達は、とても好感の持てるいい少年達ばかりでした。


いや、だから政治的な意図はないですからね。


日本語は当然母国語のように話せるし(もちろんずっと日本で暮らしているわけだから、「話せる」というより「話す」と言った方がいいですね。)顔も全く日本人と区別がつかない(僕は)。


日本の生徒達と同じように冗談を言い、先生に質問し、授業で考える。ただ一つ少し違うなと思ったのは、全体的に授業に対するモチベーションが高いこと。「寝てる」生徒とか、もちろん先生に反抗的な生徒とか、そんなのは皆無。

きっと成績もみんないいんだろうな。

あ、全員が「極めて熱心にやってる」ということではないですよ。なんだか有無を言わせないような強圧的な教師がいて、「こらぁ~!」とか言ってて生徒達がカリカリ勉強してる、なんてわけじゃなく。

おそらくあの授業を見たら、日本人のほとんどの人たちが好感を持つでしょう。

そんな若者達でした。


なんだか、主義とか、政治体制とか、そんなものになんの意味があるんだろう、なんて漠然と思ってしまいました。


4時間目には高校生(高級部)と日本の大学生によるディスカッション。

「高校無償化」についてどう思うか。


朝鮮学校だけが「高校無償化」の対象からはずれているようです。

「高校無償化」については、多分に政治的な要素を含んでいるのでここでは論じないとして。


そのディスカッションの中で出てきた、彼らの「歴史認識」については少し違うな、と思うこともありました。

しかし、彼らの授業参観者に対する真摯な姿勢や、ざっくばらんに話をする姿に、なんだか心を打たれて帰ってきました。


僕等は、朝鮮学校について知らなさすぎた。


「知ること」が大切なんだと、とても思った日でした。

みなさんは、ネットオークションはやりますか?


僕は貧乏なんで(笑)、結構使わせていただいています。もっぱら中古品。

自動車のタイヤやAV製品など。驚くほど安く手に入れられます。


今回も、部屋にあるDVDレコーダーが壊れてしまったのでオークションで落札したのですが…。


2度続けて不良品…。DVDの読み込みができませんでした。しかも1個目は返品不可。


そして3度目。


宅配便が届いたので喜び半分、緊張半分で電源を入れてみたのですが…。

やっぱり今回も読み込み不可!!


もう諦めて返品しようかと思ったんですが、返品願いのメールを出す前に“試しに”とレンズクリーニングしてみると…。


読んだ!!



数週間ぶりに、DVDが見られる環境となりました!!!


ちゃんちゃん。
俳優はいつの時期にか、「技術を学びたくなる」もののようです。

人によっては始めてすぐ、人によっては演劇を始めて2~3年たってから。


学ぶ側のの気持ちからすると、そう思うのは当然のことです。

僕等は何かを「学ぶ」とき、まずは技術を学ぼうとするものです。


しかし、僕等のやっている「演劇」や「表現」では、この技術がときに邪魔になってしまう。


「ここはそう動かない方がいい」
「ここはこう動いた方がいい」


そういう技術というものは、実はとても危険なことなんです。


技術を学ぶと、人はそこに「逃げこんで」しまう。

技術ができているからそれでいいと思ってしまう。


ここが落とし穴です。


技術を越えたもの、そこに真実があるのです。
約束通り、走ってきました。


3.2km、21分33秒。


1km約7分ですよ。
マラソン選手は確か1km3分くらいだっけ。


遅い!!(笑)



まあいいんです。ここからはじまりです。



体痛いです。

明日もっと痛いんだろーなー。