バンドは楽しいゼイ!

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こんばんは。ワールドカップ、いよいよ3位決定戦!!ぜひとも日本に勝ったベルギーに3位になってもらいたいものです。

 

さて、6月30日、僕は縁あって美幌町のとあるライブに出演させていただきました!

 

 

会場は美幌町のライブハウス・「Petit Party」。ここが物凄く雰囲気のいい場所でした。場所に着いた時点で僕のテンションはマックス!

 

元マキニウムの熊﨑が参加しているバンドに、今回無理言って参加させていただいたんですが、なにせ美幌(北見の近く!)でのステージ、そして当日僕が到着するのが午後8時(午後9時イベントスタート)ということで、リハーサルもほとんどないままほとんどぶっつけ本番のステージとなりました。

 

バンド名は「saturday NITRO」。

 

 

でもそれなりに

 

 

いや、それなりではなく超ノリノリで、

 

熊﨑もノリノリ。

 

 

ソロっぽく見えるけど普通にリズム刻んでるだけです(笑)。

 

 

かなりいい気になって楽しんできました!!

 

帰ってきてから動画をいただいたんですが、家でヘビーローテーション(笑)。自分はバンドがほんとに好きだったんだなあと再び思わされた週末でした。

こんにちは。サッカーの日本戦、熱かったですねえ。この間判明したのですが、僕、サッカーの「オフサイド」というルールを説明するのがとてもうまいんです(笑)。わからない人はぜひ今度僕に聞いて下さい。

 

さて、少し時間がたってしまいましたが、「A Number of Directions」が先週の火曜日に終了しました。平日だというのに、最終日にはたいへん多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。前売りチケットが売り切れ、久しぶりに「立ち見券」を販売しました。立ち見の方には大変ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。

 

今回の公演は、特に最終日の盛り上がりが凄かった。荻周子作「俺は君と××したい!!」では、客席が「騒然」となってましたね(笑)。稽古の段階から僕らも「騒然」となってました。専門学校の授業で、学生に脚本を書いてもらう授業をやってるんですが、男と男の友情のシーンが出てくると、どうも思わず“あ、あっちかな”と考えてしまうほど、僕の頭も毒されてきました。

 

お客様の盛り上がりと同時に、参加者の公演後の盛り上がりが凄かった。打ち上げや次の稽古でも、「もっとやりたい」「自信になった

」「まだまだ成長したい」という声が相次いでいました。

 

 

全部で8作品。本当に、作家の力の光る公演でした。打ち上げの盛り上がりに、自分の脚本ではない作品で盛り上がってることに僕が嫉妬を感じるほどでした。

 

マキニウムの「A Nunber of Directions」には、無限の可能性を感じています。脚本家はもっと増えていってほしいし、演じる楽しさ脚本を書く楽しさももっと感じて欲しい。

 

演じる方法論さえあれば、作・演出担当の人は個別の演技指導に心を奪われることなく、「演出」に集中できます。しっかりと登場人物を演じられる方法論があれば、脚本の良さが観客に伝わる可能性は格段にあがります。

 

これを読んでいる方で、「脚本に興味がある」という方は、ぜひご連絡下さい。マキニウムの参加者で、あなたの作品を上演する日が来ることは夢ではありません。

 

今回の作家5人中、3人が演劇の公演としての脚本は初めてでした。それでも、楽しいステージになる。今回、作家たちの興奮もとても大きなものでした。

 

今回思ったのは、僕ら人間は、「生き死に」には関係ないのに、自分の作品や演技を他人から「どう思われるか」ということに物凄い執着があるんだなあと。それが演劇の原動力であり、それがあるからまた演劇を作っていくのは難しい。そして、だからこそ本番を越えるのが楽しい。

 

次回、マキニウムは「バス演劇」に挑戦する予定です。詳細はまたお知らせします。

 

今回は、ありがとうございました。

 

 

「もういちど、」の出演者2人

マキニウムの次回公演、「A Nunber of Directions」稽古進んでいます。

 

今回は、多彩ななんと8作品が集まりました。そして、全てオリジナル作品です。

 

作者は、マキニウムの劇団員になった細川美樹、マキニウムではおなじみの槇島雅子、今年札幌マンガ・アニメ学院声優科を卒業した長南勇哉、同じ札幌マンガ・アニメ学院を数年前に卒業して札幌で演劇活動をしてきたたばたみなみ、脚本養成講座に通っていたらしい謎の40代・トナー、そして今年札幌東商業高校演劇部を卒業したばかりの阿部冴香です。

 

「初めて脚本を書く」という人もいますが、これはほんとに驚くほど面白い脚本が揃いました。脚本って、書ける人はたくさんいるんですよねえ。

 

今はほぼ毎日、この「A Number of Directions」の稽古をしています。

 

マキニウム演劇部は今後、マキニウムの中核である「劇団マキニウム」と、誰でも参加できる「演劇集合体マキニウム俳優トレーニング」の2本柱で活動していきます。その「演劇集合体マキニウム俳優トレーニング」の中でも、この「Directions」シリーズは今後のマキニウムに大きな光りを与えてくれます。

 

 

稽古場では、各チームが稽古場で練習していますが、稽古場のメインスペースは1カ所なので、僕らが「セカンド」と呼んでいる前室や、

 

僕らが「サード」と呼んでいる台所でもセリフの練習をしています。(笑)

 

 

マキニウムの次回公演の話も進んでいます。気になっている方はぜひご参加ください。

 

画像は今回の公演の日程です。ぜひぜひ、マキニウム稽古場「studio Mk-Boo!」までまでお越し下さい。

 

料金
1000円(前売り当日共に)
2回目以降ご観劇の方 800円
 

会場

「studio Mk-Boo!」

住所:札幌市東区北25条東16丁目1-2 ステラ元町ビル 3階

(地下鉄東豊線元町駅1番出口より徒歩1分)

 

[ご予約・お問い合わせ]

mail:makinium2000@yahoo.co.jp

TEL :090-9438-4195(槙)

ご予約専用ページ :→こちら!←(チケット発売 5/28開始!)


ツイッター:@makinium <稽古の様子などなど公開しています!

ハッシュタグ:  #マキニウムD


 

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チーム日米同盟

野球外交〜日米連合VS北朝鮮〜

作・演出  長南  勇哉

 

世界の命運はこの一戦に!

長らく冷え込んでいた日米と北朝鮮の関係。しかし、アメリカのトランプ大統領の案により野球で関係改善をしようとすることになりーー?

 

<出演>

炬燵
山田 健太郎

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「妖術」

作・演出 トナー

 

ほんのちょっとだけの、悪夢。

仕事は大変カレにはフラれと、最近ツイテないOLのホリナナミ。そんなある日街で怪しげな老人から、奇妙な警告を受けるのだが…

 

<出演>

ほり ななみ
トナー
わかい たけし
山田 健太郎

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「restart letters」

作・演出 細川美樹

 

大切で 愛しくて (殺してしまいたかった)

高校三年生の山本京香と九条咲希。彼女達は何もかもが真逆だった。受験と家、様々なことに迷いながらも彼女達は選ぶ。後悔しても、やり直せるように。
 

<出演>

小島 梨紗子2号
ほり ななみ
槙 文彦
下 愛也
長南 勇哉
キャサリン・ホルト ほか

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「もういちど、」

作 阿部冴香 演出 槙文彦
 

近くて遠い、遠くて近い

幼馴染って、素敵ですよね。

小さい頃からずっと一緒で、笑いあったり泣きあったりして。

でも

だからこそ言えないことだってあるんです。

これは、そんな2人の幼馴染のお話……

 

<出演>

宮内 萌李
下 愛也

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「ROCK ME」

作・演出 槇島 雅子

 

いでよ!ノリノリぶっとびコメディ!

当社はノリが学生な会社です。遅刻がめちゃ多い奴がいるし、社長も大事な書類が入った封筒をなくしたらしい。あぁ、迷える社員は何を思うのかなぁー。何処へ向かうのかなぁー。

 

<出演>

友野
畠山 めぐみ
たばた みなみ
炬燵
わかい たけし

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チーム怨霊会議
「怨霊会議」

作・演出 長南 勇哉

 

最凶(?)集結

最近の和製ホラー映画の売上悩む貞子。この状況をどうにかしようと伽椰子、俊夫、美津子を集めて会議を開くがーー?

 

<出演>

キャサリン・ホルト
たばた みなみ
あちゅん
畠山 めぐみ
山田 健太郎(
長南 勇哉(

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アーヌ製薬チーム
「激写生物インスタバエ」

作・演出 長南 勇哉

 

ブンブンブン、ハエが飛ぶ

2018年冬、日本はある外来生物の脅威に晒されていた。これは、その生物との死闘の物語である

 

<出演>

トナー
宮内 萌李
小島 梨紗子2号
長南 勇哉
畠山 めぐみ

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サウスクリエイティブカンパニー
俺は君とXXしたい!!

作 荻周子 演出 たばたみなみ

 

ここは中小企業『サウス クリエイティブカンパニー』

そこのPC部で働く三木栄太(みきえいた)は、

部長に叱られ、同僚に励まされ、PCと睨めっこ…そんな日々を過ごしていた。

それがある日、突然変わり始めてーー?!

※この物語はフィクションです。

  登場する人物、団体は全て架空のものです

 

<出演>

長南 勇哉
トナー
わかい たけし
下 愛也
槇島 雅子
友野
畠山 めぐみ
宮内 萌李

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こんにちは。

 

先週の土曜日になってしまいましたが、マキニウム朗読部が行っている「マキニウムにちげつ朗読会 十二煎目」が行われました。

 

「マキニウムにちげつ朗読会」は、「3の倍数月の第一土曜日」に札幌市中央区にある「日本茶専門カフェにちげつ」さんのフリースペースをお借りしてマキニウム朗読部が行っている朗読会で、毎回「テーマの日本酒」を飲みながら朗読を聞く、というのが特徴です。

 

マキニウムの朗読部でなにかおもしろい朗読会ができないかと考えていたところ、「日本酒を飲みながら朗読を聞くのはどうでしょう?」と、確か運営の笹木さんが言い始めたのがきっかけだったように思います。

 

今回が12回目。つまり、3年が経過しました。これまでに沢山の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

 

今回の「テーマの日本酒」は、「朝日山(朝日酒造)」でした。日本酒の味は僕はあんまりよくわかんないんですが、今回もとても美味しいお酒でした。

 

読まれる作品はさまざま。今回は、O.ヘンリーや星新一、井上ひさしや小泉八雲、室生犀星などの作品が読まれました。僕は、室生犀星の詩集を読ませていただきました。

 

このマキニウム朗読会、なんだかクォリティがあがってきている気がします。朗読会というと、場合によっては「眠いのではないか?」「退屈するのではないか」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は全くそんな暇ありませんでした。

 

特に、井上ひさしさんの作品は感動したなあ。

 

興味のある方はぜひ次回、読み手or聞き手でご参加下さい。

 

※写真を撮るのを忘れてしまったので、写真は過去の「にちげつ朗読会」の写真です。

 

「マキニウム朗読」については演劇集合体マキニウムホームページマキニウム朗読をご覧ください。

 

こんにちは。だいぶ暖かくなってきました。しかし僕の方はというと、風邪や謎の頭痛と痛風に悩まされる毎日でございました。

 

最初は「風邪になった影響で痛風になった」のかと思ってたんですが、もしかしたら「痛風になったせいで風邪のような症状になったのかもしれず、答えは藪の中です。しかしようやく最近、もやもやが晴れてきました。

 

さて、5月20日にマキニウム稽古場にて、「読みフェス」というイベントが行われました。

 

https://www.facebook.com/events/156585968344658/

(フェイスブックのイベントページです。)

 

この日は、僕の方法論の朗読講座と、“まっつ”こと松本直人さんのお試し講座をリレーで受けていただくという、なかなか無い企画でした。朗読や演技というものは、導く人が違うとやりかたもずいぶん違うので、参加者の方はとまどってしまうんじゃないか?と思われそうですが、この日は全くそんな心配はいりませんでした。

 

 

今日はちょっと朗読のことを書こうと思います。

 

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朗読にもいろいろな考え方があります。「朗読は、淡々と読むのがいいんだよ」という指導者もいれば、「朗読はとにかくまずは正しいアクセント・イントネーションを学ばなければいけない。“表現する”なんてのはその後」という指導者の方もいるようです。

 

僕は、音楽にクラシックやジャズ、ロック、ソウルなどがあるように、朗読にもいろいろな朗読があっていいと思っています。僕がやっているのは、ジャズ音楽に近いかもしれません。

 

しかし朗読界(というものがあるかどうかはわかりませんが)では、どうも「正しい朗読」というものが存在していて、それ以外は「邪道」のような風潮がある気がします。

 

これまで朗読の講座やワークショップなどで、僕は必ず「いい朗読ってどんな朗読でしょう?」というディスカッションをしてきました。すると、

 

・聴いていると、物語に思わず惹きこまれてしまう。

・物語の登場人物の気持ちが伝わってくる。

・声が素敵。

・朗読している人の“テンポ”や“間”に説得力がある。

 

などといった回答をいただきます。そこに「正しいアクセントの朗読」という答えはあまり聞きません。

 

これは僕の考えですが、「朗読」というものに関していえば、あえて言うと僕は「正しいアクセント」は必ずしも必要じゃないと思っています。「標準語で書かれた本を、東北訛りで朗読する。」こんな素敵なことがあってもいいじゃないかと思います。東北訛りのほうが、場合によっては不思議な味わいがあるかもしれません。

 

クラシック音楽に“クセ”があってはいけないように、「クラシックな朗読」には“クセ”があってはいけないのかもしれません。しかし、ジャズやロックのシンガーは逆に、その“クセ”が“個性”となることがあります。朗読にも、方言や場合によっては“クセ”までもが、“個性”となって聞こえることもあるのです。

 

上に書いた、「いい朗読」のディスカッションから、僕は「いい朗読」は次の二つのテーマを高い次元でクリアしている朗読だと考えています。二つのテーマとは、

 

・テキストを豊かに伝える。

・朗読者が魅力的である。

 

この二つのテーマをどれくらい高いレベルでクリアしているか、それが「いい朗読」の条件だと思います。“クセ”や“方言”が、この2つのテーマを“補完”しているのであれば、直す必要はないのではないでしょうか?

 

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さて、話は戻って先日の「読みフェス」、結果的にとても楽しいイベントになりました。

 

上に書いたようなことを松本さんと話し合ったことはないし、松本さんには「俺、そんなこと考えてないよ。」と言われるかもしれませんが、ともかくこの日は僕の体験講座と松本さんの講座がとてもいい「かけ算」になった気がします。

 

朗読について、またそのうち書きたいと思います。

 

演劇集合体マキニウム朗読部ホームページ

こんにちは。槙文彦です。

 

しばらく風邪でダウンしていました。最近本当に風邪の治りが遅く、本気で体質改善しようと思っています。「こうすれば風邪をひきにくくなった!!」という体験談などありましたら、ぜひ教えて下さい!

 

先週の土日、僕は「がっかりさせ隊」という出し物集団に出演してきました。劇場は「市電」です。「札幌路面電車劇場」という企画で、市電の中でお客さんも出演者も閉じこめられて(笑)演じる、という企画です。「がっかりさせ隊」には、2010年から出演させていただいています。僕も「隊員」です(笑)。

 

がっかりさせ隊ホームページ

 

今回は「札幌路面電車劇場」の第9便ということで、「がっかりさせ隊」が“出動”することになりました。

 

 

当日は満員のお客様で、脚本家・下屋義仁くんの「ぶっとび脚本」による作品は大変好評でした。ありがとうございました。

 

 

 

5月20日には朗読のイベントに参加したのですが、その件については後日お伝えしたいと思います。

 

 

 

さて。

 

前回は「“魅力的になる”にはどうすればいいか?」について書きました。みなさんはどうお考えでしょうか??

 

簡単に言うと、“魅力的になる”には、「自分のやりたいことをやればいい。」ということです。暴論ですよね(笑)。でも僕は本気でそう考えておりますし、それは僕が出会ってきた人々を見ていて確信しているところです。

 

20歳の時に「ちょっと地味め」だった女の子は、マキニウムのトレーニングの中で自分を表現できるようになり、誰からも「美人」と言われる女性になりました。「少し頼りなさげ」だった男は、「目が鋭くてイケメン」の男になりました。

 

こう言うと多くの人に疑われるんじゃないかと思いますが、マキニウムのトレーニングの中で、多くの人が「じわりじわり」とその人の“魅力”を開花させているのです。

 

“かっこいい”や“美人”だけではなく、“愛嬌”“存在感”“威厳”などもその人の“魅力”です。「やりたいことをやれるようになる」という言葉で言うととても簡単なことができるようになるだけで、“魅力”は磨かれていくのです。

 

 

それでは、なぜみんな「やりたいこと」をやらないのでしょう??“魅力的”になれて、そもそも「やりたいこと」をやれるなら、本来“いいことづくめ”のはずです。しかし多くの人が、自分の「やりたいこと」をやれなくなってしまっているのです。

 

「やりたいこと」をやれないのは、「やりたいことをやる」よりも「やらない」ほうがメリットが大きいと感じてしまっているからです。人生のこれまでの色々な経験から、例えば「怒りたい時に怒る」とか「笑いたい時に笑う」、「泣きたい時に泣く」、「かっこつけたい時にかっこつける」、「かわいらしくしたい時にかわいらしくする」といったさまざまな欲求を直接出した時に、嫌われたり、忠告を受けたり、苦言を言われたり、バカにされたり、怒られたり、無視されたりなどといった経験をしてしまって、結局そうした欲望を「出さない方がメリットが大きい(出した方がデメリットが大きい)」と感じてしまっているからです。

 

ですから、「やりたいことをやれるようになる」ということは、自分の人生の過去の“苦い記憶”の中で徐々に(もしくは急速に)「できなくなってしまった」、もしくは「やらなくなってしまった」ことを「やれるようになる」ということであり、人によっては「とても辛い作業」でもあるわけです。

 

そして、そのことは人によっては物凄い“ストッパー”となって自分に襲いかかってきます。「怒りたい時に怒れない」「笑いたい時に笑えない」「泣きたい時に泣けない」「かっこつけたい時にかっこつけられない」「かわいらしくしたい時にかわいらしくできない」。これらはみんな、そのストッパーによるものです。

 

人によっては、「怒りたい」「笑いたい」「泣きたい」「かっこつけたい」「かわりらしくしたい」という欲求すら、自分の中には「ないもの」になってしまいます。なんらかの原因によって、「感情を消し去る」作業を無意識的にやるようになってしまっている場合すらあります。

 

自分が“魅力的”になっていくのを邪魔する存在、“魅力ストッパー”は、自分の心の中にいるのです。

 

 

 

演劇集合体マキニウムホームページ

 

こんばんは。

 

今日は「マキニウム朗読」の日でした。マキニウムの方法論で、朗読を行います。テーマは、「より魅力的に、物語をより豊かに読む。」です。僕らのこの朗読のテーマは、俳優のテーマ「より魅力的に、より登場人物に見える。」というテーマと重なってきます。このことについては、また機会があれば触れたいと思います。

 

今日は、ラフカディオ・ハーンの「耳なし芳一」を読みました。恥ずかしながら僕は原作を初めて読んだんですが、ほんと傑作ですね!目が見えない芳一の立場になって読み進めていくことになるので、恐怖が半端ない。ひさしぶりに「傑作」だなあと感服しました。

 

マキニウム朗読に関しては、マキニウム朗読ホームページをご覧下さい。

 

さて。

 

前回までに、俳優のテーマは

 

・俳優が魅力的である。

・登場人物に見える。

 

この2つであること、そして魅力的であるためには「ほんとにやりたいことをやる」ことだ、と書きました。

 

今日は前回の予定を少し変更させていただき、この“魅力的”というものをもう少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

まず。

 

「やりたいことをやっている人は魅力的」ということは、これまで出会ってきた多くの人に賛同いただいたのですが、自分が実際に演じるとなったときに、「果たして自分がやりたいことをやったところで、魅力的なのか??」「そもそも、自分が魅力的になりえるのか??」多くの方が、こう疑問に感じるようです。

 

それはそうですよね。

 

「自分がやりたいことをやる」のは、ただの「自分勝手」であって、それが他人から見たときに「魅力的に見える」なんて、にわかには信じられないのが普通かもしれません。そして、そもそも自分に“魅力がある”なんて思ったことのない人にとっては、「自分が魅力的になりえる」こと自体信じられないのもよくわかります。

 

しかし現実として、「魅力的になり得ない」人はいない、すなわち「すべての人は魅力的になり得る」と僕は断言します。

 

綺麗事ではなく、“現実がそう”なのです。

 

これまで僕が出会ってきた演劇を志すすべての人は、魅力的になり得る人でした。

 

稽古の中で、周囲の多くの人が「いいなあ」と思うことが必ずありました。大事なことは、その魅力を「磨いて、輝かせる」こと、そしてそれを大事な場面(演劇の本番など)で出すことです。

 

まず大前提として、「すべての人が、魅力的になりえる」ということがマキニウムの方法論の出発点になっているのです。

 

そして、「自分がやりたいことをやる」ことは、すべての人が“魅力的”になります。自分以外の誰かを想像していただけるとわかると思うのですが、人が「やりたいことをやっている」時、他人から見ると“魅力的に”感じるものではないでしょうか?テレビや映画で活躍する俳優さんや声優さんで、「自分の欲求を封じ込めて演じている」人が思い浮かぶでしょうか??“魅力的に”見える多くの人は、「やりたいことをやっている人で、それは実は自分にもあてはまるものなのです。

 

つまり、「人はすべて魅力的にになりえる。そして、やりたいことをやっている時、人は魅力的になる」のです。

 

「登場人物に見える」ことを掘り下げるのはもう少し後にして、次回はもう少し「魅力的になる」ことについて書いていきたいと思います。

 

マキニウムホームページ俳優トレーニング

 

前回、俳優の“ゴール地点”は

 

・俳優が魅力的である。

・登場人物に見える。

 

この2つだと書きました。

 

もちろん、俳優には、“発声”や“滑舌”、それから舞台での位置取り、舞台の常識(袖幕に触っちゃいけない・どこに立つとお客さんから見えてしまう等)、舞台の専門用語などの知識、演出の“ダメだし”の吸収の仕方など、必要なことはたくさんあります。しかしそれらは、例えば陸上競技で言えば、トラックに泥だらけの靴で上がらないとか、足の上げ方に対する知識などと同じようなことで、“ゴール地点”ではないのです。

 

陸上、中でも100mの選手は「100mの距離をどれだけ速く走れるか」が重要であり、もし100mを9秒フラットで走れる選手がいたら、たとえトラックに泥だらけの靴で上がろうが、足の上げ方がおかしかろうがその人はオリンピックに選ばれるだろうし、俳優で言えば舞台での常識を知らなかったり多少発声や滑舌ができていなかったり演出の“ダメだし”の吸収が下手であろうと、

 

・俳優が魅力的である。

・登場人物に見える。

 

この2つのテーマを高いレベルで実現していれば、オーディションにも受かりやすく、お客さんからの好感度も高く、客演に呼ばれることも多くなるのです。もしこの文章を読んでいるあなたが俳優や声優を目指すのであれば、ゴール地点はこの2つだということをしっかりと認識するとよいと思います。

 

 

さて。

 

簡単なことなのです。

 

俳優の目指すことは、“たった”この2つなのですから!

 

 

しかし。

 

この“たった”2つが、実は大変なくせ者です。

 

そのことをこれから少し考えていきましょう。

 

 

まず、俳優の目指す2大テーマのうち、

 

・俳優が魅力的である。

 

を考えてみます。

 

 

 

魅力的になるために、どうすればいいでしょうか?

 

即答できる方は、少ないのではないでしょうか。あ、ここで「魅力的」と書いたのは、「日常の姿が魅力的」ということではなく、「舞台上で魅力的に見える」ということです。

 

僕がワークショップをやる時には、必ずこのことについてディスカッションをしています。「魅力的になるために、何をすればいいでしょうか?」

 

・自分を知る。

・自分の良さを知る。

・自分がどう見えているかを知る。

・長所を伸ばす。

・優しくふるまう。

・イメチェンをする。

 

いつもこんな答えが出てきます。

 

しかし、これらのことは実はとても難しいことです。

 

昔、ある有名な演技指導者に「魅力的になるにはどうしたらいいですか?」と僕の友達が聞いたそうですが、その時は「そんなもん自分で考えろ!」と言われたそうです(笑)。

 

確かに、“魅力的になる方法”がわかったら、苦労しないのかもしれません。

 

しかし僕らはあきらめません。

 

僕は、10年くらい前に、こういう考えに行き着きました。

 

「人は、その人の“ほんとの欲求”が出ているとき、魅力的なのではないか」

 

これはあくまで僕の仮説です。本当にそうかどうかはわからないし、そもそも“魅力”を感じるかどうかというのは、「見る側」がどんな人かによっても違ってきます。

 

しかし、それでは僕らは進めません。俳優の“2大テーマ”の一つをどうすれば達成するのか、仮説でもなんでもなければ進めないのです。

 

 

実は、このことは「仮説」に過ぎませんが、これまで多くのワークショップで多くの共感をいただきました。そして今では、このことは確信に変わっています。

 

「人は、その人の“ほんとの欲求”が出ているときに、魅力的になる。」

 

マキニウムの18年の実績の中で、これは証明されたと思っています。“ほんとの欲求”が出てきたとき、その人は魅力的に見えます。それが怒りの欲求でも、かっこつけの欲求でも、バカをやりたい欲求でも、かわいらしくなりたい欲求でも、どんな人も魅力的に見えるのです。

 

もちろん、中には「そんなものは見たくない」という人もいます。「人のかっこつけてるところを見て、何が楽しいんだ」そう考える人もいます。しかし、そういう人は少数派です。僕が、その少数派の一人でした。木村拓哉という人を見て、「あんなものを見て、何が楽しいんだろう」と、僕はそう思っていました。しかしそれは、実は僕が少数派だったのです。世の中の多くの人は、木村拓哉さんを見て「魅力的だ」と感じるのです。特に舞台では、自分の「やりたいこと」を思い切りやっている人が、やはり単純に魅力的に見えるのです。

 

さて。少し長くなってしまいました。

 

次回は、俳優の2大テーマのもう一つである「登場人物に見える」ということを掘り下げていきます。

そして、実はこの

 

・俳優が魅力的である。

・登場人物に見える。

 

という俳優の2大テーマは、完全に敵対関係だということをお伝えしていきます。

 

 

 

魅力を磨く。自分が輝く。演劇集合体マキニウム俳優トレーニング

 

魅力を磨く朗読法。マキニウム朗読

こんばんは。今日は、俳優のめざすものについて書いてみたいと思います。

 

マキニウムでは、2000年の旗揚げ以来、多くのワークショップをやってきましたが、その都度、必ず参加する方に聞いていることがあります。それは、「“いい演技”って、どんな演技ですか??」ということです。

 

時には1時間かけて、“いい演技”について話し合います。

 

どうしてそんなに時間をかけるかというと、演技というものの目標がものすごくあいまいで、「どこがゴール地点なのか」がはっきりしないまま、多くの俳優が苦労していると僕が思っているからです。

 

というより、「どこがゴール地点なのか」がはっきりしないからこそ、苦労してしまうのだと思います。

 

人によっては、「感情を豊かに表現できること」と言います。「存在感があること」という人もいます。他にも

 

・「間」を表現できる。

・お客さんに感動を与える。

・見ていて飽きない。

・滑舌がしっかりしている。

・作者の意図を表現できている。

・・・

 

と、“いい演技”についてのディスカッションを始めると、次から次へといろんな意見がでてきます。他にも、

 

・仲間へのおもいやりがある。

・全力でがんばっている。

 

などなど、話は尽きません。

 

で、結局、

 

「お客さんがいいって言えば“いい演技”だ」

 

とか、

 

「そもそも“いい演技”なんて存在しない。それは人の価値観によって変わるものだから」

 

という話になったりまでします。

実際にそう考えている演出家や、ベテランの俳優の方もいるかもしれません。

 

ただ僕らは、それでは何をどう求めていけばいいかわからなくなってしまう。“めざすもの”を見つけなければ、演技の上達も何もなくなってしまうと考えます。

 

だから「“いい演技”とは何か」をしっかり定めて、そこに向かうようにしなければいけないと考えます。

 

例えば陸上競技の選手は、中学校や高校の陸上部に入ったとして、そのうち自分が何の競技に出場するか決めるでしょう。100mの選手になるのか、1000mの選手になるのか、10000mの選手になるのか、それとも高跳びか。幅跳びか。

 

どの競技に出るかによって、ゴール地点は違うし、鍛える筋肉も技術も違う。陸上の選手はそれぞれのゴールに向かって、練習していくことになります。

 

陸上競技の場合、それぞれの競技には明確な“ゴール地点”があります。100mであれば、「100mを走った時の距離のタイム」を短くしていくことがゴール地点で、高跳びであれば跳ぶバーの高さをあげること、幅跳びはジャンプの距離。

 

しかし俳優は、その“ゴール地点”が非常にあいまいです。ですから俳優は、“ゴール地点”がわからないままひたすら練習をし続ける、ということになってしまいがちなのです。

 

「演技はそんなもんだよ」

 

そう言う人がいるかもしれませんが、先ほども書きましたように、僕はそれが多くの俳優を悩ませているものであり、この“ゴール地点”をはっきりさせることが、「俳優の進化」に不可欠なものだと思います。

 

僕はこれまで演技を見てきて、俳優の“ゴール地点”は以下の2つを高いレベルで実現していることだ、という結論に達しました。

 

・俳優が魅力的である。

・登場人物に見える。

 

この2つのテーマを、高いレベルで実現していること。これが“いい演技”というものだと考えます。

この2つのテーマを高いレベルで実現していれば、多くの観客や、演出家や、オーディションの審査員も納得できるのではないでしょうか。

 

今日はここまでにしたいと思います。

次回は、この2つのテーマを少し掘り下げて書こうと思います。

 

「A Number of Directions」の稽古、始まってます。

 

「A Number of Directions」というのは、「多くの方向(演出)」という意味で、僕以外のマキニウムに参加している人達が脚本を書き、演出をし、作品を発表するという企画です。

 

去年の秋に「Makinium Five Directions」をいう企画をやりました。この時は5つの作品で「Five Directions」だったわけですが、今回はどうやら8作品になりそうです。

 

「Five Directions」の時にクオリティが高くて驚いたのですが、今回もクオリティの高い作品が集まりました。専門学校で教えていて思うのですが、脚本を書く潜在能力って、ほんとに誰にでもあるんだと思います。だからそれなりの練習をして書き続ければ、みんな書けるようになる。もちろんプロでやっていけるレベルになるかどうかは別ですが、普通に「おもしろい」と感じるレベルの脚本を書くチカラって、多くの人が身につけられるのだと思います。

 

そしてこれも専門学校で教えていて思うのですが、しかし、おもしろい脚本を書ける人が、その後専門学校を卒業してから継続して脚本を書いている人が少ないと思うのです。

 

一般的に考えて、「脚本を書ける」って結構なスキルだと思うのですが、なかなか継続して書いていく人は少ない。それはなぜかというと、一つの大きな原因は「演劇を作るのが大変だ」からだと思います。

 

演劇を作るには、演出をしなければいけない。演技指導しなければいけない。リーダーシップをとらなければいけない。ですからおもしろい脚本を書けたとしても、それを実際に上演するとなると結構なハードルがあるのです。このハードルが実はかなり高い。

 

ですからこの「A Nunber of Directions」は、そういう、「脚本を書いたけど、上演するのが大変だ」という作家がどんどん上演できる場になればいいと考えています。

 

マキニウムの演技法は、俳優が、自ら登場人物らしさと俳優自らの魅力を発揮して演じるという演技法ですので、演出が「演技指導」する場面が少なくなります。今はまだ未熟ですが、きっと将来、演技指導がゼロになる日が来るんじゃないかと思います。そして俳優が自らモチベーション高く参加すれば、演出の人の負担はより軽くなります。演出はBGMや、「ではけ」など、いわゆる「演出」に徹することができるのです。

 

パソコンが普及し数多くのあらゆる漫画を読んで育った人が多い現代、おもしろい脚本を書ける人はとても多くなりました。特に短編においては。この「A Number of Directions」から今後大活躍するような作家が出てくればいいなあと思っています。

 

生きる。輝く。楽しむ。Hyper Pleasure。脚本についてもこれは言えることで、より生きた、輝いた脚本をみなさまに届けられたらと思っています。

 

既に稽古は始まっています。公演詳細は後日発表させていただきます。