「俳優トレーニング公演2012春公演」の稽古をしています。いよいよ本番が来週にせまってきました。
僕のやっていることは、俳優の養成法としては相当特殊らしく、特に舞台を経験した人からは「こんなやり方やったことない」と言われることが多いです。
簡単に言うと、どんな方向性で演技しようとか、ここで何をしようとか、どんな動きをつけようとかそういうのをほとんど決めてない(いや決まって来ちゃうことはあるんですが)。
だから俳優達は、「今日、どんなことが起こるのか」が全くわからないで舞台に立つわけです。
10年近くのキャリアのある俳優から以前、「なんて怖いことをやってるんですか」と言われたことがあります。
今日の自分の衝動に「飛び込む勇気」がとてつもなく必要なわけです。
僕は舞台なんてそんなもんだと思ってるんですが、それを人から言われてやるのは、なかなかハンパじゃできない。
今回の出演者15人は、例外なく、全員がそこに向かおうとしています。
それは演技を見りゃわかる。
だからハラハラするし、ハズしたりもする。
だけど、稽古では毎日新しい発見がある。俳優がどんどん自由になっていくのがわかる。
きらめくような若さや、恐ろしいほどの人生の重みや、ドギモを抜くようなおかしさや、ニンマリするようなかわいらしさや、哀しい男らしさが立ち現れてくる。
ほとんどの人たちが、まだキャリア2年以下(うち半分くらいが1年以下?)。
だから安定もしないし、本番がどんなものになるか全くわからない。
だけど僕は少なくともこれまでのマキニウムで一番ドキドキしてるし、怖くもある。
どんなんなるかわかりませんが、もしかしたらタイヘンなことが起こるかもしれないです。
ぜひ見にいらしてください。