皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
糸魚川のキハ52を作ってみよう!その23
腰掛を貼りました!
というわけで、床板一式完成です!
昨日の話で作った腰掛を
ただ床板のガイドに従って貼るだけですから
なにも難しいことはありませんが
いろいろ試行錯誤して
最大公約数的に印刷しておいた
仕切板の使い勝手は悪く
結局、一部合わないことが判明したので
窓をあけ直して裏側は塗装し
なんとか今回の車両に間に合わせました。
これを汎用的に収録するのは
賢明ではなさそうです。
すでに「キハ52 後期形 更新車」に合うように
訂正収録してあります。
糸魚川のイベントでお求めの皆様
どうぞご安心を。
収録のものを、背中合わせに貼れば
ちゃんと作れるように直しておきました。
なおHゴムは灰色で印刷していますが
糸魚川にある個体は黒ゴムですので
室内の窓も黒くフチを描いておきました。
前寄りと後ろの便所寄り、
もとい、撤去後の「元・便所寄り」
では窓の形状が違います。
そこまで把握して作ってしまうと
やはり料金箱や整理券発行機も
つい欲しくなってしまいますね。
こうして欲望に歯止めが利かなくなるのです(笑)
ここで様子を見るべく
一旦車体を嵌めてみました。
室内灯はまだありませんので
留置中の車両を眺める角度ですけど
壁面のよもぎ色と相まって
少しパステルカラー気味の腰掛のモケット色も
柔らかい雰囲気がマッチしているように思います。
如何でしょうか?
いちいち、こうして様子を見るのは
進度をちゃんと見て
ヤル気を維持する目的も勿論なのですが(笑)
気をつけていてもミスや作業もれがあるものなので
次へ進む前の確認という意味でも
やはり目を通しておくのは肝要かと思います。
案の定、
ロングシートの背もたれを折り忘れ、
窓の下から見えてしまっていました。
これは、折り忘れとともに
ちょっとロングシートの脚が高かったみたいです。
窓に合わせて背もたれを折ったら
少し不格好なバランスになってしまいました。
こんなもんといえば、こんなもんですけど
こうしたコンマ数ミリの誤差のある作業は
時として見た目に大きく影響するものですね。
なお、寸法誤差といえば
この車両、足元がずいぶん狭いと思いませんか?
これは私の思い付きが生んだ結果でして
そもそも腰掛の寸法は、
背中合わせにぴったり貼って
綺麗な逆T字にする前提で
座面の奥行もスケール通りにしてあるのですが
背当ての部分に角度をつけて浮かせ、
座面が前方に張り出した分、
結果的に足元が狭くなったのです。
細かいことを言いますと
腰掛を作る際は、全体を浮かせず
背当てクッション部分だけを切り出して浮かせ、
フレームと座面部分は正しくくっつけるのが
スケール通りの腰掛形状にするポイントですが
正直、面倒ですから
手間対効果という観点からは
今回作った簡便な方法で充分かと思います。
このへんのアレンジも自由ですから
皆様方におかれましても
色々試して、お好み通りに仕上げることを
お勧めしておきたいと思います(^^)
というわけで
この頃には車体内側も完全乾燥したので
話は大きく変わりますけど
ついに外側の塗装に着手しました!
恐らく一番目立つ部分が
このライトまわりの塗装ではないでしょうか。
特徴的な部分ですし、
そもそも仕上げの悪さを
塗装のコントラストで誤魔化そうという
やましい気持ちでいっぱいですから(笑)
ここは慎重にマスキングします。
ここはマスキングゾルで慎重に絵を描きました。
手の届く部分は爪楊枝で、
そして最高難度のライトとライフォンの間は
薄い燐青銅の帯板を使ってゾルを伸ばし、
何とか塗ることができました。
テープで完全密着させるのは
到底不可能と思われる箇所です。
塗り分け線を完全に出すのも困難です。
ここはゾルに限りますね。
ゾルの乾燥中、
内側に塗料が回らないよう
窓から裾にかけてマスキングしておきました。
ここは直接テープを貼ってもいいのですが
厚塗りの際のバリが出るのを避けるため
ペーパータオルを切って窓まわりに当て、
それをテープでおさえる方法で塞ぎました。
ある程度は塗料が紙に吸収され、
バリを低減する効果があります。
そうこうしているうちに
マスキングゾルも乾いて透明になりますから
あとはゾルの周りから塞いでいって、
最終的には屋根全体を覆いました。
テープが浮いた隙間が大敵です。
どこから塗料が侵入するか、わかりません。
あとで直すのは億劫ですから
テープの密着には注意しました。
そして、ねずみ色に続く第二色、
クリーム色4号を吹き付けました。
使ったのはグリーンマックスの色ですが
これは、どちらかというと
「昔見た気動車の色」のイメージだと思うんです。
今の糸魚川の保存車や、
いすみ鉄道に走る現役車両を見ますと
もう少し赤みが強い感じですよね。
ピカピカの保存車のイメージなら
今風の血色の良いクリーム色でも
良かったかもしれません。
これは何両作っても
未だに迷いが吹っ切れない部分です。
ここまで塗って、
この日は終了しました。
乾燥時間ばかりは慌てず急がず
ちゃんと待った方が良いに決まってます。
朱色を塗るのは明日のお楽しみ。
もうすぐ全貌が見えてきます。
ご期待くださいね(^^ゞ
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