皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
お客様作品、第二夜!
今日は、「台車集電板」の取付と
少しシンプルな方法での
床板側の通電が目玉です。
Bトレの集電加工にお悩みの方、
必見です(^^)
★★ Bトレ 京急1000
作者:青ガエルさん 投稿作品
Bトレインショーティー 「京急 1000形」改造記録 その2
3.集電化
①シャーシ(フレーム)の加工
フレームといっても
年代によって色々種類があるんですね。
HGなのかSHGなのかわかりませんが
写真の1段目の
2004と刻印があるものを使用しました。
これらはヤフオクで入手しました。
フレームによってはKATOの台車をつけた時、
クルクルと回ってしまい
車両ケースに入れる時に面倒で困りますので、
タミヤの2mmプラ丸棒で
台車の回り止めピンをつけます。
ピンバイスでフレームを開口し
丸棒を貫通させて固定しました。
次に室内灯ユニットとフレームとの
接触をよくするために突起をカットします。
そして厚さ0.5mmのプラ板を
3mm×7mmに切り出し
中央部にタミヤの2mm三角プラ棒を貼り付け
(2つの集電バネが
接触しないためのガイドになります)
先ほどの突起をカットした場所に貼り付けます。
フレームの中央部のものは
1g程度の板オモリです。
後述する、台車に取り付けた集電バネから、
シャーシ部分に通電するべく
集電バネ接触部分に銅箔テープを貼り付けます。
銅箔テープを46mm×13mmに切り出し、
さらに下図の通りの寸法に切り出します。
台車取り付け穴の縁に沿って貼り付けます。
余った部分を
シャーシの内側に向かって折り返し貼り付けます。
表面が柔らかいものでなじませます。
②台車の加工
台車はKATOの
「小型車両用台車(急行電車1)」
に交換しました。
線路からの集電を可能にする
美軌模型さんの「T車集電加工セット(軸距11.0mm)」
以前は片側の台車のみ
集電加工して取り付けていましたが、
バリを平ヤスリで削れば
走行性能が良くなることがわかり、
今では両台車に集電板を組み込んでいます。
カプラーを先頭車の前面を
「KATOカプラー密連形A(グレー)」に、
それ以外は「KATOカプラーN JP A」
勾配走行時の空転を防ぐため
5mmのトラクションタイヤを1個追加しています。
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はい!ここで重要なテーマが出てきましたね(笑)
台車集電板のバリの話です。
実は、穴をあけたときのバリは、
バリバリのバリはおおかた削っているのですが
(↑通じます??笑)
完全にツライチとはせず、
多少の厚みが穴部分に残るように
結構残して作っているんです。
作者の青ガエルさんもおっしゃるように
少しこれで走行抵抗が大きくなりますから
特に小さくて軽い車両の場合は
それが際立つことがありますね。
走行抵抗がある、ということは
すなわち車軸と集電板が強く接触している、
ということですから
集電性能と転がり性能のバランスは
時と場合によって選べればベターですよね。
バリを削ってあると
そこにふたたびバリを盛るのは困難ですが
削り取る分には簡単ですので
バリを残してある、というわけです(^^)
一瞬、見た感じは
雑な仕事に見えると思いますが(笑)
まあ、そんなわけで意味はありますので
「台車集電板」や「T車集電加工セット」
をお使いのときは
そんな目で見ていただけますと
少し楽しみが増えるかもしれません(^^ゞ
では、続きはまた明日!
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