皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
あの札幌市電を光らせて動かそう！！ その12
ライトが先か？デカールが先か？？
答えは･･
デカールを先にしました。
理由は意外と簡単です。
LEDを水に長時間さらすのは
なんとなく気分が悪いから！です(^^)
そもそも段取りに迷ったのは
密着が塗装に比べてはるかに心配な
フルラッピングのデカールを貼ってから
果たして無傷でライト取付作業を全うできるのか
先にゴチャゴチャいじるのを済ませてから
大切な表面を仕上げるべきでないのか
そんな心配からでした。
結局、無事に終わるまで
このモヤモヤした気持ちは取れないでしょうね(笑)
さて、ミク電車2018 のデカールには
昨年版と比べて大きな変化がありました。
前年は側板が一枚物だったのが
今回はドアの部分が別パーツ？になっています。
確かに、少し引っ込んだドア部分は
デカールを貼るのがちょっと厳しい場所です。
色々な部分で、カドを出すのが容易ではありません。
今回の形式は、実作業でどうでしょうね？
楽しみです(^^)
デカールそのものは
クオリティ感はこれまでと同じです。
あまり精緻な印刷とは言えません。
特に人物の絵のところは
肉眼で見てもドットが顕著です。
しかし、Nゲージ模型として
適切なシャープネスというか
はっきりした印刷であれば
リアルに見えるかといえばそうでもなく
あくまで風景に馴染むバランス、
という見方をしますと
実はこれくらいで良い気がしてきますね。
ここでもまた迷いが生じます。
ドアはデカール本体、ドア部分ともに
キッチリと寸法をとっておらず
それぞれ多少のシロをとってあります。
デカールですので、
印刷部分のほかに透明の余白が付いています。
ドア用の方も同様です。
つまり、ここで先に切って寸法を調整するのが
正解とも言えるのですが
果たして理屈どおりにピッタリ合わせられるのか。
そこが一番の懸念ですね。
まあ、口より先に
手を動かしましょう(笑)
デカールは、背中からそっと水に浮かべて
ほどよく水を吸い込んだところで
引き揚げて陸上で(笑)熟成させます。
無理に引っ張ったりして
破けたら大惨事になりかねません。
また、水に浮かべたまま
デカールが剥離するのも大惨事です。
ノリが弱くなるのも仕上がりに影響します。
デカールがスルッと滑るようになったら
そのままスライドさせて車体に乗せ、
あとはひたすら位置あわせです。
折角写真を撮りましたが
意図するものが伝わってこないですね(笑)
これは多分、最初の位置あわせと
おおかた水分を除去した状態、
そして下の写真は
「マークソフター」を使って
細かい凹凸の部分を密着させている絵かなあ、
と推測されます(笑)
いくら精巧に計算されていても
貼る時の誤差もありますから
完全にピッタリとはいきません。
この状況では、先頭の頭上を
まっすぐ当てるのを優先したため
前面脇の肩の部分が浮いてしまいました。
こういった場合、
少し該当箇所にナイフで切れ目を入れ
マークソフターをつけて、しばらく放置してから
綿棒で慎重に押しますと
たいがい何とかなるものですね。
青い四角形が崩れないようにして修正しました。
もう遅いのですが
余白がはみ出したラッピング。
普通に考えたら、凹み側にあたる
ドアから塗り直しますよね(笑)
とても、この薄い素材を
コンマ数ミリ単位で切り出す自信はありません。
反対側を正しい手順で貼るとして
こっちも何とかリカバリーしてみたいと思います。
では、また明日！
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