皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
0系電車に命を吹き込もう!その10
さて、結果がわかっているのであれば
昨日の続きでシールウェイトをくっつけて
次の工程に進めばいいのですが
ひとつだけ確認しておくことがありました。
重さの検証です。
まあキットだろうが完成品だろうが
構成する材料の量はそんなに変わりませんから
だいたい似たような結果にはなるのですが
それでも妙に軽かったり重かったりする事があります。
特に今回は窓ガラスをはめ込んでますので
一般的な一体成形ガラスの製品よりは
いくらか軽くなっている可能性があります。
室内灯も棒1本ですから軽いです。
結果はどうでしょう?
これから完成時に構成する
車体、床板、台車を量ると17.4グラム。
やはり3~5グラムくらい軽い印象ですね。
補重の目標はとりあえず25グラムですが
ウェイトの実力やいかに?
22.6グラムとなりました。
こんな程度でも、やはり比重の王様・鉛です。
5グラムも増えてくれました(^^)
ちなみに、普通の完成品の場合
T車はどれくらいの重さがあるものなのでしょうか。
参考に測ってみました。
まずは標準的な国鉄20m級だと
何両か秤に乗せてみたら
だいたい28~32グラムくらいでした。
トミックス車は純正室内灯を装着すると
中には35グラムを超えるものもあり
もはやマイクロエースの動力車に匹敵する勢い。
実は、この28グラム~ というのに対して
少し軽めにして勾配対策とし
わりと集電性能の良い「T車集電加工セット」に
軽くなるぶん集電を頑張ってもらおう、
という目論見なのですが
あとは、補重のもつ重要な意味が
走行安定性ですよね。
では、旅客車両と同様に
長大編成を組むことの多い貨車は
一体どれくらいの重さなのか?
まずはボギー有蓋車から。
これが意外と思い、23.1グラム!
但し貨車の場合は形状によって
重さも大きく異なりますので
これは旅客車以上に ほんの一例ですね。
そんなわけで
無蓋車になると極めて軽量、なんと8.8グラム。
推して知るべし、ですので
ここで計測をやめました。
貨車は貨物列車なりの速度で
ゆっくり楽しめば
重量が原因の走行不安定で脱線、
というのもそうそう無いですよね。
一方、ワムフやヨの
テールライトが点灯する時代ですから
それを考えれば
集電に必要な重量というのも
最低限あれでも充分、ということになり
結果、チラツキを気にするのであれば
重量を気にするより
線路や車輪の清掃をマメにやった方が
余程効果があるのではないか、
と、今日のところは考えた次第です(^^)
まあ、もし走らせてみて
あまりにも不安定なようであれば
あとからウェイトを足すのは可能ですからね。
ここまでダラダラと遊んでおきながら
結論を後回しにしました(笑)
というわけで
ウェイトを床板に貼る作業だけ
今日は進めて終了です。
ホント、楽しい時間はあっという間ですね。
重さをはかるために車両を出していたら
ついつい楽しく眺めてしまった、
などとは、大きな声では言えますまい(笑)
ではまた明日。
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