懸案の窓まわりをスッキリさせる実験工作! | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

LOCAL-SENを美人にしてみよう! その10

 

屋根板の加工も不完全燃焼のまま

今日ちょっとだけ手をつけようと思っていたこと

それが・・

IMG_20170527_021244844.jpg

懸案の窓まわりです!

 

何度も言うようではありますが

この旧製品は前面窓が結構小さめに作られており

見方によっては

「10系にも見える印象をあえて与えたのでは?」

と思われるこの前面の造型です。

 

ここで、のちに発売された

同じカトーのキハ52に登場してもらいます。

随分と印象の違う顔立ちですが

そもそも実物はほぼ同じ顔なんですよね(^^)

IMG_20170527_021408005.jpg

もっとも、時代的な構造の問題で

旧製品のキハ20の方は裾の上がった設計で

ざっと1mmほど上下寸法が小さいですから

 

単純に窓の寸法だけ

コピーするわけには行かないんですけど

せめて他の部分との位置関係だけ

参考にしてみます。

IMG_20170527_021407977.jpg

単純に、前面窓が小さいのがわかります。

まあ、元の状態を見ての通りです(笑)

 

ここで注目すべきは

上のキハ52の車体モールドが

「Hゴムの外側」

 

下のキハ20の車体モールドは

「Hゴムの内側」

の寸法が目にとまっている点です。

 

ここを間違えると、加工段階で

見た目がちょうど良いものを作ってしまい

思ったよりひとまわり小さい窓になってしまいます。

何度それで失敗したことか(^^;

IMG_20170527_021407961.jpg

そしてもう一点

実はこのキハ52の側窓も少し横幅が広くて

なんだか洗練されすぎた印象をやや受けます。

 

だからと言って

前面と同じくらい気になるのが

キハ20の窓の幅の狭さ。

というより「狭く見えてしまっている」のです。

理由は意外なほど簡単です。

IMG_20170527_021408006.jpg

昔と今の模型表現で違う部分といえば

意外なほど共通しているのが

サッシの縦桟の表現だと思うのですが

如何でしょうか?

 

本来、窓ガラスの

四方を囲っているのがサッシというものですから

縦桟を表現するのは正しいのです。

しかし明らかに露出しているものは別として

いわゆるユニット窓をはじめとして

目立たないものは表現しないのが

いつの間にか主流となりました。

 

ならば、今回のケースも

52に準じて縦桟を落としてしまえば

結構イマドキな模型の雰囲気になるのではないか?

 

早速やってみました。

・・というか、少しでも着手してしまうと

後戻りは出来ないんですけどね(笑)

IMG_20170527_021407904.jpg
結果は、効果てきめんでした!!

写真の左半分が元の状態、

右半分が窓の左右の縦桟を落とした状態です。

 

これは、おおいに「アリ」ですね!!

 

結局今日は、前面窓の検討から始まり

どうして良いか迷う間に側面に目が移り

結局なにも進展しないような日になりました(^^;

 

ここから暫く

同じ作業の繰り返しになりそうですが

ちょっと明日は頑張ろうかと思います(^^)

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