皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
二軸貨車のカプラーを激安で改善してみよう!その7
さて加工と走行化です。
時代とともに機関車のカプラーもカトカプ化が進み
あわれ昔から所有していたアーノルド装着の貨車たちは
近年活躍の機会も与えられず死蔵品と化しておりました。
そう言わずに、走らせてやりたい。
ついでに、ゴチャゴチャと
色々持っているものを整理したい。
そんな工作です。
軽い工作ですけど、いろいろ弄れて楽しいです(^^)
車種に対する理解も進みます。
↑これ大事!(笑)
折角前回ワラ1を整備したので
引き続き有蓋車を流れで加工したいのですが
この良く判らない黒い車両たちは一体何なのか?
面白いので調べてみました。
順を追っていくと、トップバッターはこの
ワム23000です。
ワム23000は戦前から戦時をはさんで
戦後間もない時期まで製造された有蓋車のベストセラー。
で、そのワム23000の戦時バージョンとして、
資材節約のため車体を鉄柱と木造に変えたのが
ワム50000。
なるほど、特徴が表現されてますね^^
しかし本来、大きさは写真左のワム23000とほぼ同じなので
何故ひとまわり大きく模型化したのかは謎です。
私も今知りましたからね。
言わなければ判らないですよね(笑)
で、それを後期に
走り装置を二段リンク改造したのがワム90000。
カトーもトミックスも出してますが、
あいにく手持ちはありませんでした(^^;
一方、フォークリフトを使えるようにするなど
新世代の貨車として登場したのがワム70000、
その改良版がワム60000でした。
同じ時期におなじみの
ワム80000も設計製造されていますので
昭和30年代前半というのはイノベーション時期だったんですね(^^)
で、トリがこのワラ1、
ワム60000をベースに車体を最大化して
貨物輸送の増加に対応した車両なのだそうです。
というわけで、
ワム60000とワラ1のツーショット!
はい、模型は同じ大きさです。
ほとんど同じ車体で、大きさが微妙に違うくらいですから
まあレタリングを変えただけでも通じる次元・・
・・・ではあるのですが、
良く見ますと、両者で絶妙にモールドが違うんです!
まさかの展開!!
これは違う金型で作られているようだ!!
であるならば
他の貨車はそれなりに細部を作り分けているのに
どうしてワム60000とワラ1の両者を
同じ大きさで作ってしまったのか(^^)
そのあたりが、やはり40年前の話、
おおらかな時代であった、
というところに収斂するのでしょうね(^^)
左からワム23000、ワラ1、ワム80000です。
それでもやっぱりワラ1は背が高いですから
ワラ1が大きくないのではなく
ワム60000もろとも大きめに作った可能性はありますね。
測って調べれば検証できる事ではありますが
これ以上はロマンが無くなるので、やめておきます(^^)
私は、おおらかな時代のセンスのまま
現代に至ってしまっている人間ですので(笑)
さて、カプラー加工前に
写真を撮って、ネットで調べて遊んでしまい
この後の工作は全く写真のないまま進めてしまいましたが
今日とりあげた有蓋車の一群を
これまでと同様にカトカプを溶接取付しました。
また続きもやりますので
明日にでも編成になった姿をご覧に入れますね(^^ゞ
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