皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
10系客車を完成させよう! その2
組み立てた時の怠慢が原因で
どう塗っても納得のいかなかった10系客車の屋根。
原因をその表面のザラつきと仮定し、
再仕上げのサーフェーサーを塗ったのが3日前でした。
車両形式はナハフ11、ナロ10、オシ17です。
他にも今回オロネ10も仕上げるつもりですが
あれは屋根板の仕上げは不必要ですので
今日の工作には含まれません。
さて、ご覧のような感じで
わりと厚塗りしたグンゼの500番というサーフェーサー、
乾いてみると意外なほどザラザラが埋まり
ディテールを埋めすぎないように恐れをなしたオシ以外
このままでも良いんじゃない?というくらい
存外に綺麗になりました。
しかし、ここで怠けると
また余計な作業が増えてしまう可能性があります。
ここは真面目に磨くことにしました(笑)
使うのは、使用感のある400番の耐水ペーパーです。
形が変わってしまわない程度の番手で
かつ筆塗りの軽い凹凸は消してくれる程度、
というと、600番くらいが良いと思いますが
多少ヨレヨレの400番でもそう変わらないかと・・
テキトーなもんです(笑)
余計な擦り傷を車体につけないように
マスキングは外さないで研磨を始めました。
通常であれば、棒ヤスリのように使うごとく
木片に巻いてゴシゴシ始めましたが
丸いものを平らなもので磨くのは、いかにも効率が悪く
すぐ手磨きに戻しました(^^ゞ
ただ、どうやっても磨きやすいものではありません。
組立前に済ませてしまえば、どうってことないのに(^^;
うまく平らになっているかどうか、は、
このような角度で光に当てるとわかります。
角度をつけて照らすことで凹凸に影が出来ますので
削るべきところがハッキリするんです。
この見方はおすすめです(^^ゞ
元々、モールドが潰れてしまうのではと
サーフェーサー塗布の際に恐れをなした事もあり
この車両は灰色地にまだまだアバタが見えます。
薄塗りしたんです。
ところが、なんとなく完全乾燥していない溶剤臭もあり
実際に削ってみると、本当に乾いていませんでした。
作業集のペーパーの様子はこんな風になり
固まって目詰まりしているのが有力な証拠
(だと昔から思っていますが、本当はどうなんだろう。笑)
うすうす早いかなーと思いつつも
ちょうど工作に良い日和だったものですから
ついつい工作を進めてしまいました。
こんな状態ですから、ペーパーは早く詰まり
なかなか塗膜も削れてくれません(^^ゞ
結局、これっぽちの屋根板をゴシゴシやるだけで
存外に時間がかかってしまいました(^^ゞ
もう少し寝かせてもよかったですね。
しかしまあ、こんなもんでしょうかね??
汚れ防止のマスキングはここで剥がしました。
手が粉っぽくなってますから
こまめな手洗いも、汚さない秘訣かもしれません^^
最後に、マスキングテープの貼り際を磨いて終了!
サーフェーサーを厚塗りしてますから、
ここの段差も結構バカにできませんでした。
するとどうでしょう、
屋根の色が・・・・・
なんだか、この灰色のサーフェーサーって
結構いい色してるのかもしれない???
こうして見ますと、カンカン照りの快晴の日に撮った
形式写真がこんな感じの色に見えないこともなく
落ち着いたシルバーをイメージしての作業でしたが
またグレーにしようか迷いが出てきました(笑)
しかし、16番の上級グレードの完成品でさえ
屋根色はシルバーで作られています。
ねずみ色1号、たぶん似合うんですよ。
でも、50系客車や115系電車と
果たして同じ色で、模型的にはどうなんだろう、
とも思ってしまいますね。
前回塗ったときと同じ思考の沼に落ちつつ
とりあえず今日はこれまでとしました。
迷うなあ・・・(笑)
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