床板の補強に薄板を使ってみよう!室内装飾準備工事 | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

平成に甦るGMの80系! その27

 

折角昨日、線路に乗せて撮影して

完成に近付いたようなムードが漂ったのに

またいつもの地味な画からスタートです(笑)

IMG_20161025_004509901.jpg
今日は床板の加工を始めます。

床板はウェイト置き場の突起を切り取り、

床下機器も一段凹ませた部分を取り除いて接着し、

こんな感じで室内の床面が平らになるように加工しています。

 

そして車体側も、

腰掛を床板になるべくスケール通りに取り付けるため

客室部分の側板のリブも切り取って

両端の扉の部分だけで床板を受けるようにしています。

 

すると、そのままでは

床板の中央が遊んでしまいますので

ポヨンポヨンにならないように、

床板を補強しようというわけです。

IMG_20161025_004510319.jpg

補強に使うのは、t0.1mm×2mm幅の燐青銅板です。

これまで0.2mm厚で作っていたのですが、

考えあって、少し薄いもので確かめます次第。

何をたくらんでいるのかは

まあ、成功後、準備が出来次第、

後日発表ということで乞う御期待(^^ゞ

 

まあ、余計な仄めかしはさておき(笑)

これを床板に貼っていきましょう。

IMG_20161025_004510604.jpg

細切りのマスキングテープで仮止めしたところに

サラサラの瞬間接着剤を流す方法で

まずは1枚貼ってみたところ

思ったほどピタリと端に決まらず

少し内側に寄ってしまいました(^^;

 

強度上は、

内側に接着する分には困りませんけど

寄せれば寄せるほど、腰掛も窓際に寄りますので

多少は見た目に影響してしまいます。

 

とはいえ

やり直すほどの失敗でもなかったので

このまま「瞬間パテの粉」をふりかけて固めました。

ここは、瞬間接着剤と粉を交互に何回か盛り付けて

少しガッチリめにするのが良いかと思います。

IMG_20161025_004510932.jpg

 

似たような画が続きます。

ごめんなさい(笑)

 

両側を同様に接着するとこんな感じで

床板と一体化した燐青銅板によって、

コの字のチャンネル形状になり

床面と垂直方向の強度が

飛躍的に向上するというわけです(^^ゞ

IMG_20161025_004511288.jpg

充分固まったら

余計な粉をヤスリで削り取り、

再び床面をなるべく平らに戻しておきます。

 

多少のことなら支障ありませんが、

ここでデコボコを残しすぎると

腰掛を付けるときに気を遣う度合いが高まり

作業が面倒になってしまいます。

IMG_20161025_004511641.jpg

ここでしばらく静置して

瞬間接着剤の臭いがしなくなるまで待ちました。

ガスが出ているうちに車体をかぶせて

何度失敗したことか(笑)

あ、つい最近、同じ話を書いたばかりでしたね。

まあ、それくらい後悔するというもんです(^^)

 

で、車体を被せてみました!

さて、床板の強度やいかに??

IMG_20161025_004512007.jpg

おお、やっぱりこのサロ85は

なかなかスタイルが良いですね!(^v^)

 

床板の装着位置は基本的に

元のリブを残した四隅の扉部分で支えてますので

見た目は素組みと変わりません。

それでも腰高感が全く無いのは、

数十年前の製品としては画期的ではないでしょうか?

 

しかしこれは良し悪しの問題でもあり

スタイルが良いかわりに、

充分なクリアランスを持たせた下回りに比べると

悪路の走破性は劣ってしまうことになります。

これは完成後、

ぜひテストしながら調整してみようと思います(^^)

 

・・・って、すっかり本題を忘れてました(笑)

強度は、これまで同様の工作でt0.2を使ったものと

全く違った印象はありませんでした!

 

車両を縦につまんで強く押せば

もちろん多少は歪みますけど

燐青銅のバネ効果で戻りますし

そもそも車体を強く握りしめるような場面もないので

実用的にはこれで充分だと思います(^^)

 

もしかして、

たっぷり盛り付けた「瞬間パテの粉」の補強効果が

板厚をカバーしたのかもしれませんね。

 

結果、成功!!というわけで、

同様の補強工事をクハ2両にも行いました。

IMG_20161025_004512413.jpg

以下同文でございます(^^)

 

ちなみに燐青銅の補強材の長さは、

それぞれの扉の間より少し短いくらいの寸法で

サロが110mm、クハが95mm位としました。

 

ここでの数ミリは強度にあまり関係するとは思えず、

切り出しも取付も目分量で行っています。

IMG_20161025_004512759.jpg

今回は、慣れている工作とはいえ、

燐青銅板の板厚を変えたことで少し手ごたえが違い、

なんだか新鮮な気持ちで夜を終えました。

 

明日はモハの床板です。

ちょっと面倒な追加工作も発生するはずなので

ちょっとだけ、今から億劫です(笑)


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