皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
学研EF60を本線復帰させよう!その2
今回は、あくまでも学研(永大)製品と判る状態で
お気楽に走らせることを目的としますので
あまり凝ったマネは控えようと思います。
客貨車はカトカプ系、と我が鉄道では決めてますので
とりあえず必須なのがカプラー交換です。
それからライトの「きらめきライト」化、
といったところでしょうか?
色入れ関係は、気分次第で。
では分解してみましょう(^^ゞ
運転席後方くらいの位置にツメが掛かっていますので
両側を広げて床下を引くとボディがとれます。
台車は極めて外しやすい構造(外れやすい、ではなく^^) で、
メンテ上も作業しやすそうですね。
この動力装置の構造も独創的です。
一体型のダイカストブロックに、
下からフタをする形で、
プリント基板が床板を兼ねています。
両端のスカートの中あたりに
ライト関係がハンダ付けされていて
黒いコーティングが塗られて保護されています。
上から見るとこんな感じ
プレスされた燐青銅のベルトで
伝達系統の部品を抑えているのもユニーク。
モーターは前後対称位置でなく、片側だけ
ジョイントとカップで延長しています。
もしかして、同じ永大のED75の動力と基本設計が同じなのかな?
面白いのがライトの位置です。
ダイカストブロックの先端に4mmの穴があいていて
そこに麦球が立っています。
このままダイカストが遮光を兼ね、
車体側のプリズムに当てる構造です。
穴の内側に生々しい切削面がありますので
もしかしてここは成形でなく、穿孔かもしれません。
なんか、いいなあ(^v^)
と、こんな感じです。
ライトの改善方法は、正直迷います。
作業を進めながら考えましょうか^^
何故、こんなトコから始めたのかは
言わないお約束(笑)
窓のところに内装色の黄緑色が見えるようにしました。
デフォルトはダイカストの黒塗りで、
モーターにかかるところは黒いシールで覆われていますので
模型としてはちょっと暗い印象を受けるんですよね。
ここは直接塗装すると汚くなりそうでしたので
適当な紙に「よもぎ色」を塗り、
適当な大きさに切り貼りしました。
ひと呼吸おいて乾燥させたら様子見(^^)
車体をカチッと嵌めると、また取るのが面倒なので
軽く被せただけですが
かなり、新しい製品に近付いた感じがします(^v^)
このクレオスの「よもぎ色」、
実に便利で好ましい色ですね^^
実物の写真を見ますと、というより
実際にこの目で見た印象の限りでは
車内がこんなに黄緑色に見えることは無いのですが
これは典型的なデフォルメのひとつかもしれませんね^^
元の黒い状態の方が、本来はリアルなんです。
しかし、知識として「車内はこんな色をしている」
ことを知った上で、模型として見る印象は
外から見てもそれと判る方が楽しいし
色が足されることでアクセントになるんですよね。
先日加工したトミックス新製品のEF60も
わざわざ黄緑色の部品をガラスの奥に重ねて
これが表現されていました。
学研製品もこれでパッと見には大して変わら・・
すみません、言い過ぎました?(笑)
さて、まだ少し時間がありましたので
次のテーマにまりいます。
TNカプラーは勿論のこと、
カトーカプラーさえ存在しない時代の製品ですから
当然アーノルドカプラーがバッチリ装着されています。
くだんの関水20系と繋いだ連結面間隔は7.5mmくらいでした。
当時としてはごく普通の感じですね。
台車を外してカトーカプラーを当ててみると
どうやら1.5mm強くらいは縮まりそうです。
カトーの車両の場合、
そのままカトーカプラーに差し替えると
概ね7~8mmの連結面間隔が片側1.5mmずつ縮まって
4~5mmになる事が多いので
これならそこそこ今風のくっつき方になりそうです。
よく見ると、カプラーポケットも小加工が要りそうです。
今から集中力欠如で立ち向かうのはリスクが・・
やっぱりカプラーは、明日いじる事にしましょう^^
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