皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
学研EF60を本線復帰させよう!その3
カプラー交換の図です(^^ゞ
こんなもん、マイクロエースの機関車と一緒で
べつにアーノルドカプラーを外して、
そのままカトーカプラーを入れればいいじゃん、
なんてタカをくくっておりましたら
カプラーポケットの構造もなかなか独創的でして(^^;
ポケット内にピンが立っていて、
その穴にカプラーを差し込んで嵌め込む構造です。
願わくば「完全に元に戻せる状態で加工したかったのですが
カプラーだけは変えてやらないと
買ったばかりの新車と、永年放置車しか牽けなくなるので(笑)
ここは止むを得ず切り落として工作を進めます。
しかしPOMというのは丈夫な樹脂ですね。
40年くらいでは、物性にほとんど変化がありません。
今でもカプラーはしなやかでした。
直射日光に当てていれば違うのでしょうけど
普通に箱に入れて、熱や光を当てなければ
どうやら大丈夫みたいです。
そしてハードルその2。
メーカー違いですから、
そもそも合わなくて当たり前なんですけど
カプラーの根っこと、ポケットの形状が合いません。
高さが入らないものは、どうしようもないので
カプラー側を調整することにしました。
上下の部品をギュッと差し込んで圧着させる物なので
削ればそれが利かなくなってしまいますので
代わりにコテを当てて溶接しておきました。
また、いざ嵌めてみると横幅が合わず、座りが悪いので
「汎用スプリング」を当てて前方に押すようにしました。
フタはありませんので、代わりにゴム系接着剤を軽くつけて
落ちない程度に固定しておきました。
力のかかり方を考えれば、
これだけでも抜け落ちはしないと思います^^
で、結果は・・
もう一方の未加工台車と並べてみると
あ、元のアーノルドカプラーの構造、
この写真だと少し判りやすいですね!
ポケット内のピンで左右んのブレを抑え、
わずかに発生する左右のフレの復元機能は
カプラーと一体成形の棒バネを
ポケットの奥に差し込んで機能させています。
あとは動力ユニットに組み戻して完了ですが
目分量で、こんなもんかなーと適当に削った
カプラーの高さが最後の心配事です。
すっかりウチのハイトゲージとして活躍している
カトーのキハ85に登場願って
こういうのを「まぐれ」と言います(笑)
ピッタリで助かりました(^^ゞ
一日一膳、もとい一善
(一膳では腹一杯になるものか、せめて一日二升!笑)
今日もなんだか加工がうまくいきました。
明日は「きらめきライト」で、
大目玉で明るく前を照らすように加工しましょう(^^)
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