ライト消灯スイッチを超簡単に自作しよう! | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

気動車や客車で遊ぶ場合、
固定編成を楽しむものであれば
両端の先頭車のライトが点けばいいのですが

模型でも色々と運用を楽しみたいとき、
やはり迷いどころになるのが
ライトのオン/オフではないでしょうか?

最近の製品はスイッチ付きのものが増えてますが
そうでない製品が多いのもまた実情ですから・・

そこで今日は、
去年あたりに思いついて以来
なかなか実験の機会がなかった
手軽なスイッチの作り方を実験してみます!

ナハフ11で、いろいろ実験工作しよう!その5

IMG_20160319_023918599.jpg

ほかにも同時に、「T車集電加工セット」で
片台車集電したらどうなるか?
という実験のほか

「室内灯製作キット」を使って
ちょっと違う作り方を試してみようと思いますが
これは、今日は間に合いませんでした(^^;

さてさて
何はともあれ集電加工からスタートです。

IMG_20160319_023919003.jpg

台車はグリーンマックスのTR50を履きますので
「T車集電加工セット」ないし「台車集電板」
13.5mmのものが適合します。

この台車枠の梁の部分に、中央のバネが通るよう
2.1mm (2.0mmのバネがスポスポ通れば何でもOKです)
の孔をあけて、組み戻せば完了なのですが
TR50は意外とスッキリしていて
そのままでは集電板の燐青銅色が目立ちますので
サインペンで黒く塗ってから取り付けました。

IMG_20160319_023919651.jpg

台車1個分だけですから
ものの数分で出来ました。
この製品は、本当に作るのは大変なんですが
その分、取付はとても簡単ですね(*^^*)
またシレッと自画自賛(笑)

続いて床板側にバネを受ける板を貼ります。
私はよく両面テープを使うのですが
なんだか切り貼りが面倒に感じて、
ゴム系接着剤で貼ってみましたところ

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両面テープより楽ですね^^

皆様の工作記を拝見してますと
瞬間接着剤を軽く流す、という方もお見受けします。
これは、バネが当たれば何でもOKですし
外してどうこうする事はないでしょうから
お好みでいいのではと思います。

で、今回は、風変わりな実験も兼ねますので
線の出し方もちょっと違います。
そして、ここで登場するのがステンレステープです!

IMG_20160319_023920464.jpg

集電板の脇にステンレステープの小片を2枚、
少しだけ隙間をあけて貼り付けて
そこに集電板から伸びる銅線を
輪っかにして接着してしまいます。

向かい合わせのステンレステープにも
同様の輪っかにして、今切った銅線の残りを
瞬間接着剤で固定しました。

IMG_20160319_023920883.jpg

この時、瞬間接着剤をほんの少量付けたはずが
なかなか固まらなかったので
またしても「魔法の白い粉」をふりかけて押し付けて
あっという間に固めてしまいました。

最近もう、この粉の依存症になってしまって
ちょっと瞬間接着剤の固まりが遅いなと思うと
すぐ使ってしまいます(笑)

で、この部分の工作は、もうおしまいです。
ここで床面に「きらめきライト」を接続してみて、
点灯確認に移ります。
ライト自体がちゃんと点くことを確認し、
いざスイッチ部品を装備へ!その部品とは・・

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さっき作った
ステンレステープとリード線の部分は
このように「ネオジム磁石」を乗せることで

両側にまたがって磁石をつければ通電状態

IMG_20160319_023921783.jpg

磁石をどちらかに寄せれば遮断状態

IMG_20160319_023922210.jpg

といった具合に、磁石を介して通電しますので
スイッチとしての役割を
いとも簡単に果たしてしまうのです!(^^ゞ

どうでしょう?
極めて工作は簡単、
しかもこのネオジム磁石は薄さ0.5mmですから
床下のどこかに場所を見つけて、
簡単に設置することができます。

では早速、台車を取り付けて試運転!
条件を完成時に合わせるため、
グリーンマックスのウェイトを2枚、
絶縁用にテープを貼って乗せて
車重を29グラムとして走行させました。

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スイッチ自体は特に失敗する要素がなく
例えば走行中の振動や遠心力で
磁石が動いてしまうような事態になるくらいなら
恐らく車両自体が脱線転覆するでしょうから(笑)
全く問題がないように思いました。

それから、気になる片側台車集電。
ちらつきは「比較的少ない」という感じでした。
ゼロではありません。
普通に直線、曲線を走る分にはゼロに近いのですが
ポイントやクロッシングの通過は若干チラッとなります。

手間もコストも半分になりますし
走行抵抗の増加も抑えられますから
ここはお好みで判断していただいて良いかな、
といったところですね^^

さて、今日はすっかり長くなりました。
明日はライトをつけようか、どうしようか。
考えながら寝ることにします(^^ゞ

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