毎度おなじみ美軌模型店です。
ナハフ11で、いろいろ実験工作しよう!その4
標題のとおり
今日も魔法の粉が登場します!
台車の工作といえば
何が大変って、接着するのが大変ですよね。
しかし、台車やカプラーに使われる
「ジュラコン」「ポリアセタール」と呼ばれる素材は
接着剤や塗料をほとんど受け付けない中、
実は「瞬間接着剤」については
一定の接着力を得られるんです。
今日は、カプラーポケットの切り詰め工作を
瞬間接着剤と”魔法の粉”を使って
強度を確かめてみたいと思います。
ポケットは、その根元の部分で切り取ることにします。
昨日測った、現状の連結面間隔は約7.3mm。
目標は4.3mmですから、ちょうど両側で3mm
つまり片側1.5mm詰めればOK、という算段ですね。
ポケットの付け根を基準線として、
そこから1.5mmひっこめた所で切ることにします。
写真で見えにくいですけど、
軽くケガいています(笑)
ここの部分は思ったより薄くてしなやかでした。
当て木を敷いて、
その上でアートナイフで押し切りしたら
スパッと切れました。
続いてポケット側も切り口を整えて
あっという間に接着準備完了です(^^ゞ
おそるべしアートナイフ。
刃渡りより小さいものなら
この押し切りは最強の技のひとつと言えましょう。
で、ひとまず瞬間接着剤で軽くとめます。
この状態で一旦床板に当ててみて
思ったところにちゃんと連結器の位置があるか
確かめておいた方がいいと思います。
カプラーの高さも心配でしたら
車輪をはめて、確認した方がベターですね。
TR50×4 仮止め硬化待ち中の図^^
連結する相手がいないと、
正しく作れているかサッパリわからないので、
今回は加工対象にしていませんが
相方のナロ10の台車も一緒に加工しました。
ここで今日の大一番です!
カプラーポケットの接合面のところに
あらかじめ瞬間接着剤を流しておき、
そこに魔法の白い粉こと「瞬間パテの粉」を
振りかけて固めます!
一応確認ですが、この粉を使うことで、
接着できないはずのジュラコンが
完璧に接着できる、というものではありません。
「ある程度の接着力のある瞬間接着剤」に
この骨材を加えることで補強させるとともに
接着面積を増やすことでトータルの接着力を増加させる、
という作業なのです。
したがって、瞬間接着剤と粉は
なるべく広い面積に、厚く盛るほど
強い接着効果を得られることになりますから
車軸に当たらない程度に、たっぷり盛るのが吉です^^
できました!
これで盛り付け部分を軽く整えて
黒く色入れしてしまえば
外から見て、加工跡が気になることは
まず無いくらいに目立たないと思います(^^)
では、車輪を履いて
床板に組み戻してみましょう。
ちょっとだけ、思ったよりショートしました。
4.0mmくらいです。
しかし、線路に乗せてみたら
無事R250でもギリギリ当たっていないようで
なんとか牽引・推進運転ともに
レイアウト一周の試運転をクリアしました(^^ゞ
まだ甲種回送っぽさが残るのは
やっぱり室内がない、電灯が何も無い、
という活きのなさでしょうか(笑)
ともあれ、
ようやく線路に乗せられる状態になりました。
本当のお楽しみはこれからなんですけど
少しずつ完成が見えてきました(^o^)
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