毎度おなじみ美軌模型店です。
10系座席車2題、ちょっと進めてみよう! その3
今日は平和裏に終わるはずが
とんだ災難が待ち受けていました(>_<)
まあ、ひとまず10系の工作記を
進めてまいりましょう。
そうそう、ボルスタ改良からでした。
台車の中心ピンを差し込むところは
ちょうど3mm程の穴があいていますので
そこを3mmのプラ棒で塞いで床板側の突起を作り
ピンの代わりにネジ止めとする工事です。
何故こんな事をするのかと言いますと
台車の前後位置を極力固定して
連結面間隔を少しシビアに詰めたいのです^^
つまり、遊びの大きいピン支持ですと
推進運転時・牽引運転時で
数ミリ単位の連結面間隔の誤差が発生し
これが理由で距離を詰めきれないのです。
また、旧型客車の場合は
車軸発電機を離して取り付ける必要があったりで
細密志向の現代では、いろいろ齟齬があるんですね。
最初から伸縮カプラーを
ボディマウントすればいいじゃないか、
と言われれば、その通りではあるんですけど(笑)
まあ、そこは費用対効果の話でありまして
どうも私の中では、伸縮カプラーは
ここぞという車両に使うべき高級品なんですよね(^^)
・・・そういえば
先日やったばかりの「おいこっと」で
伸縮の台座を作れてしまったばかりだったな・・・
(ここでまた迷いの嵐)
ともあれ、台車を適正化して
困ることがあるわけじゃないので
やりかけたものは、進めていきました。
各台車部分に棒をさして瞬間接着剤でとめたら
ヤスリのカスのような粉末状の骨材を詰めて
そこにまた瞬間接着剤を浸透させて
ガッチリ固めます。
すぐに固まりますから
あとは床板の表面を再び平らに整形して
ここはどうせイスに隠れる部分ですし
そういえば以前、紙を貼って表面仕上したのが
結構いい感じに出来上がりましたので
そんなにシビアにやらなくてもいいと思います。
で、あとは台車取付側です。
挿したプラ棒は1.5mmほど残して切り取り
ネジをさす下穴をあけて準備します。
下穴は最終的に2mmとしますが
いきなり3mmの棒に2mmの穴をあけようとすると
ドリルの圧で棒が膨らんでしまいますから
ここは面倒でも0.5 0.8 1.2 1.5 1.7 の順に
少しずつ広げていきました。
あ、この写真は1.5か1.7mmの下穴の段階ですね。
台車を乗せてみるとこんな感じになり
あとはネジでとめれば完成、と
イメージが湧くとゴールが見えてきて
楽しい気分になるものです^^
しかし
あとはセミグロスブラックで塗装だ!
というところで
標題のとおり
異状発生してしまいました!
我が家で使っているのは
若いころに苦労して買った
タミヤの元祖エアブラシセットなのですが
モーターの回転に合わせるように
プププププ、と空気が断続的にしか出てきません。
塗料の吐出量も半分以下に感じ、
これでは思ったようにスプレーできそうにありません(>_<)
ああ、気筒がやられたな・・
これまで数々の大怪我を乗り越え
なんとかここまで頑張ってきた田宮君
(いつのまにか命名。笑)
勿論、この位では
引退するわけにいきませんよ!
当然、すぐに緊急手術です^^
確か説明書には
分解するなと書いてありますから
マネしないで下さいね。
で、フタをあけてみたら
はたして、予想どおりピストンが破断していました。
これ、ゴムの材質がよく判らないんですけど
ゴム系接着剤でくっつくんですよね。
実はこれ2回目のピストン修理でして
てっきり前回修復箇所が剥離したのかと思ったら
そこはガッチリついたままで
別の所が破けていたのでした。
そうと判れば簡単です。
パンク修理用のドロドロの接着剤を隙間なく塗り
ピストンが縮んだ状態で圧着させて
ひと晩寝かせたら、たぶん強力に接着されます。
という顛末で
不本意ながら、本日塗装は未了で終りました。
明日でなんとか床板を終らせたいところです。
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