毎度おなじみ美軌模型店です。
板キットで青い10系を揃えよう!車体編 その9
結局、色入れくらいまでは
折角だから進めることにしました。
今日の作業は、私がキットを作るうえで
一番難しいと思う部分です。
それが、アルミサッシの客窓の色入れです。
と、その前に・・
このナハフ11、非公式側の洗面所の窓、
何で横の桟がないんだろう?
間違って切り落としてしまっただろうか??
いや、カタログの写真を見ても無かったのですが
この時代の普通の窓であれば
他の車両でも表現されているとおり
横に桟があって、上の一部分が換気用に
開く構造になっているはず。
まあ、仮にこれが正解だったとしても
自分の印象と、形式図が横桟入りだと
そのように作りたくなってしまいますから
正式な寸法は、形式図でも判りかねたので
図面や他車を参考に、それらしい所に
0.5mmのプラ角棒を切ってセット。
しかし、これでは太いですよね。
せっかく0.3mm程に削って他を加工しているのに
自分のアホさ加減に笑ってしまいます(^^;)
気を取り直して
厚さ0.3mmのプラ板を0.5mm幅に切って
作りなおしたら丁度良くなりました。
少しキツめに角棒を嵌めておいて
サラサラ接着剤を流せば
あとは色入れしている間に乾燥しますから
すぐ次の作業に移りました。
この・・・
塗装した側板と一体になっているアルミサッシって
どうしても側板とサッシのカドの部分が
凹んだ直角になっているわけですから
ここに、カドにぴったり合わせて
完璧に塗装するのは物理的に無理なんですよね。
どうしても壁側に銀が流れたり
カドを伝って横にまわったり
仮に綺麗に線が決まっても、サッシ面がムラになったりで
自作車体を作るとしたら、それだけの理由で
私は絶対にこの構造にしないところです。
そんな理由で、アルミ化した旧型客車は
我が鉄道に在籍したことがない、
というほど苦手&嫌いなんですよね(^^;)
正解は色々あると思います。
どうしても完璧に仕上げろ、と言われれば
それなりの手段を講じますが
そこは手間対効果、妥協の度合いの話なので
今回は銀、青、銀、青、と、
気になるはみ出しを塗り重ねる考え方で
気が済むまで直して良しとしました。
実は、このへんも
現代のハードルが上がっている要素のひとつで
別に目視レベルでは、
30cmも離れれば判らない程度の線の乱れなんです。
そんなに強く反射しない銀色ですし、
老眼で目がかすんで良くわからんし(笑)
しかし、そこはデジカメ接写の時代です。
出来上がったら、かっこいい写真も撮りたいですから
やっぱり、見えないところも気になりがちですよね。
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