毎度おなじみ美軌模型店です。
今日のテーマ:
「日中、普通の天気で見たときのような
少し退色感のある青15号」を作る!
それでは作業開始です!
用意するのは、とりあえず青、白、黒
それから、少し明るい色調にするための
「インディゴブルー」をメインのカラーにします。
調色の際にポイントになるのが
青20号と並んだときの相性ですね^^
実は青20号も以前、
気が済むまで調色した事がありました。
調整するうちに丸2本出来てしまい
もはや一生20号には困りません(笑)
上がカトーの14系そのまま、
中央が調色した青20号を
トミックス14系に塗装したもの、
下のサシ改造オシも同じ色ですが
金帯のために金色下地で塗り重ねたら
えらく色が酔っ払ってしまった恐ろしい例です。
こんな濃い色でも、下地に影響される事があるので
塗装も奥が深いですよね(^^;)
まあ、私の色彩感覚はこんなもん、ということで
作業の続きを。
各色を慎重に合わせていきながら
白い紙に塗ってみて、様子をみながら
好みの色になるよう調整します。
爪楊枝に一滴二滴の量であれば
少量たらしても大きく色が変わりますから
このときに互いの色の力関係を見ておきます。
やっているうちに
どんどん増えていきますから
いい所で決めたいですね^^
混ぜていくうちに
おっ!これは・・・!?
と、なんだかしっくり来る瞬間が
いずれやってきます。
これくらいかな?
いや、ちょっと行きすぎたかな?
と、迷うくらいのところで
この様子見の作業は終わっても大丈夫です。
要するに、いま使っている色で
思った通り作れることを確認できればOKです。
結局、カトーの色というのは
良く出来たもんでして
だいぶ似た感じになりました(笑)
少し、いま作っている色の方が重たいですかね?
写真では判りにくいですね。
ここまで出来たら
あとはビン1本分を目指して頑張ります。
結局、最後にフラットベースで半艶にしたところで
なみなみ出来上がってしまいました(笑)
最後に確認した色合わせは、以下のとおりでした。
まずカトーの青15号と並べてみて
紙の右側がビンの本番色です。
EF66の色に良く似てくれました(^^)
続いてモトのGMカラー・青15号と比較
GMは色が少し濃いめなのもあるのですが
若干、赤みが強いかもしれませんね。
ただ、写真によっては
実物もそう感じる事がありますから
この印象再現は「間違い」だとは思わないです。
気になる14系との対比は
おお、15号と20号ですね。
いまのところイメージ通りです(^o^)
スカ色はどうでしょう?
と言いつつ、さっきから583ですけど・・・
手持ちのあの色の電車がなくて(笑)
クリーム1号は同じくGMです。
この紺色に対しては、ちょっと赤みが強いですかね。
あ、同じ話を「おいこっと」の時に書いたような。
さて、ここまで順調のように見えて
実はもうひとつ落とし穴があります。
白い紙に塗ったのは、さすがに筆塗りですが
これが灰色プラ下地にエアブラシ塗装だと
また違って見えるはずなんです。
また濃すぎて見えるようなら
白とインディゴブルーを足して調整します。
これは後日のお楽しみです。
今日の最後に戯れを
ビンをレイアウトに寝かせてみたら
これがまた思い通りの
「日中、普通の天気で見たときのような
少し退色感のある青15号」
になりまして。
ビン底の色もまた、実際の塗装と
違って見える事がありますから
こんな色に見えることを期待したいですね。
では、気が済んだので、準備万端。
これから客車を作りたいと思います(^^ヾ
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