青15号をちょっと考察してみる | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

さて、10系客車を作るといえば・・

そういえば、碓氷鉄道文化村で
本物を見に行ったことがありました。
10年ほど前にキットを買い
5年ほど前に実物を見に行って
ほぼ10年越しにようやく着手するという
悠久たる企画、いや無計画(笑)

以前はそんなに気にしてなかったのですが
この青15号というのは
実は結構難しい色なのでは?
と、最近特に思いますね。

同じ塗装状態の車両を
こんどは順光で見てみます。
オシ17

すばらしい。今まさに作ろうとしている車両が
見事にここに揃っていた(笑)
ナハフ11

同じく青15号といえば
直流機関車は外せません


いやー、美しいなあ(*^^*)

このように、塗装の状態や光線の具合
なによりカメラの露出やWBの具合によって
それが青15号であることは認識できても
結構違って見えるのがわかります。

模型をちらっと見てみましょう。

中央のオハネフ12がGMカラーの青15号、
ほかはカトーの完成品の色です。
それぞれの製品が発売された時期の問題なのか
同じカトーでも色の違いがわかりますね。

おしなべて上記の碓氷の写真より
この模型の色が濃く見えるのは
単純に光の加減の問題と言えます。
晴天のもとでは、あれだけ明るい紺色も
薄暮の曇り空で撮るとこんな感じに映るのです。

まあ、これは特に暗い写真ではありますが(^^;)
現役時代、人々の印象にあったのは
きっと夜闇を疾走する姿ですから
その印象再現をしようと思ったら
こんな色で作ってもいいんですよね。

関水の旧製品が相当暗めの色なのは
そんな意味も込められていたのかな、
などと勝手に考えたしします(^^)
GMカラーもしかり。

で、同じ車両を、青の部分に露出を合わせると

この写真の色が、わりと私個人的には
これが青15号だよなー、と感じる色です。

さて、一般的に販売されている青15号といえば
グリーンマックス、モリタ、ガイア、
といったところでしょうか?

あいにく愛するモリタは近場に売っておらず
まだ見たことはありませんが
他2社に関しては、ちょっと濃い目な印象なんですよね。

少し話が重なりますが
恐らく、色を正しく作ると
それが正しい青15号なのかもしれません。
しかし、本物の色を
「主に蛍光灯のもとで」「1/150サイズで」
見るという条件が加わると
そこには何らかのデフォルメが加わり
したがって好みの別れる所でもあるのです。

「日中、普通の天気で見たときの
少し退色感のある青15号」

うまくいくか判りませんが
自己満足な青15号、
ちょっと作ってみたいと思います。

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