50年前、Nゲージはこう見られていた。 | 美軌模型店の待合室

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店主の工作日記や、お客様の作品などを紹介しています。
一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
本日出張してますので工作はお休みです。
さて…

「9mmゲージ その新しい魅力」

そう銘打たれた記事がありました。
「工作技術の進歩によって、
16番でも細密車用の実現が可能となって以来・・・・」
と書き出される文章にみられた、
ある会話の一幕に思わず笑みがこぼれました。

いわく、
「9mmなんて自作ができんでしょう。
鉄道模型というのは
自作できるところに面白さがあるので、
誰もが既製品を買って
日本中が同じ物を持っていても面白くない。
やはり加工するところに面白さがあるんですよ」

それに対して
「もし自作に興味ある人だけの趣味なら、
万人に愛されるものとはならんでしょう。
既製品を買っても、
使うことに楽しみを見出すことが
9mmゲージの意義だと思っているんです」

1965年の話です。
「鉄道模型趣味」誌、昭和40年12月号より
抜粋・引用しました。


まもなく関水金属から
あのC50が発売されようという時期です。
まさにNゲージの夜明け直前ですね。

それから50年。
結果、9mmゲージは「Nゲージ」と呼ばれて
豊富なモノに恵まれるようになり
自作や加工を楽しむ方々から
コレクションを楽しむ方々まで
万人に愛される時代となりました。

冒頭の会話は、
お二方ともなかなか模型趣味の
本質を突いたご意見だと思いますね^^
模型の楽しみ、という点においては
昔も今も変わらないのです!

そして、何を隠そう
これは私が日本型Zゲージを見たときに
頭に浮かんだ感想そのものなのでした。

Zゲージは、さらに小さいスペースで
思う存分運転を楽しめる半面、
いくらNゲージで自由に工作している身でも
さすがに工作は厳しいサイズかな、と。
将来、私達はZを自作してるのでしょうか?

現状では、このままNゲージの天下が
ずっと続くのではないかと思えさえしますが
50年後の世の中は、どうなってるでしょう?

50年前、今のIT技術の進歩を
予想した人はまず居なかったはずで
同様に、未来に何が生まれるか
今の私達にはわかりません。

皆様は、どう想像なさいますか?

いろいろ妄想を楽しめる
興味深いテーマでありました(*^^*)

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