毎度おなじみ美軌模型店です。
超快速の超緩慢加工記 その11
さあ窓を嵌め込むぞー!
の、前に、
やっぱり室内灯は欲しいので
先に準備することにしました。
これまで鉄コレも何度となく
室内灯取付をやってまいりましたが
今回の北越急行HK100は
かつてない難敵なのであります。
何故かと言いますと・・
「きらめきライト」を照らした上から
車体を乗せてみますと、こんな感じで
なにしろ樹脂も塗装(印刷)も白ですから
車体の遮光性はほとんど無いのです。
このままLED室内灯を入れたら
工事現場のアンドンが走っているようになるのは
火を見るより明らかですね(^^;)
工法はさんざん迷いまして
塗料の厚塗りにしようか
それともアルミ箔とペーパーで
内装を同時に表現してやろうか
結局、窓寸法を合わせて
モノを切り出すのが面倒で
塗装による遮光としました。
まずは内側に油性アクリルの半艶黒を
ベタベタと筆塗りしていきます。
塗膜はどうなっても大して影響ありませんが
窓にはみ出さないように注意しました。
特に、片側の妻面は
窓ガラスのハメコミ済みですので
面相筆で注意して塗りました。
と、ここで
ちょっとひらめいたのですが
内側を黒く塗ったら
窓越しの軽っぽさがなくなり
妙に落ち着いた雰囲気になったので
もしかして、
黒のままでも結構カッコイイのでは?
などと想像したのでした。
乾いた頃に
「きらめきライト」を中に入れてみて
床板をはめてみると・・
これじゃラブホか
ちょっと趣味の悪いカラオケボックスですね(笑)
でも、遮光効果は既に合格です。さすがブラック!
やっぱり室内は
それらしいクリーム色系で仕上げます。
先に塗った黒を油性にしたのは
乾燥が速い事と、上から淡色の水性を重ねるから、
という理由からでした。
水性クリーム1筆目です。
下地が黒だし、淡色だし、かなり薄めているしで
どうやっても最初はこうなります。
四面と天井を一周塗り終わる頃には
そこそこ表面が生乾きになるはずですので
筆でサッと重ねても大丈夫だな、と思ったら
次の一周を塗っていき・・
3回重ね塗り+部分仕上げで
下地の黒は感じなくなりました。
この写真だけ見ると
クリームに塗っただけみたいに見えますね。
ともあれ、遮光は成功しました。
これでようやく、今後の加工を
並のNゲージ車体として扱ってやる事ができます。
1日、遠回りしましたが
明日は楽しい窓加工です!
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