毎度おなじみ美軌模型店です。
こしかけざんまい! その2
腰掛の形状も
よく見るといろいろありますので
ちょっと手元の写真を見直してみました。
今回モチーフにするのはこちら。
ごく普通のものですね^^
ズラリと並ぶこの姿は
キハ22です。
10系客車のものも基本形状は酷似してますが
取っ手の代わりに枕が付いていたと思います。
あったあった!(^^)
珍しく、記憶が正しかった!(笑)
そうそう、急行形の特徴といえば
同じボックスシートに見えても
近郊型には無い上級設備があるのです。
それが
窓側の肘掛です!
ひと世代前の車両にもありました。
これはスハフ44ですね。
背もたれの形状も少し違います。
もっと違うといえば、こちらはオハユニ61。
背もたれが木のみ、肘掛は通路側のみ、
枕や取っ手もありません。
シートピッチが非常に狭いタイプでして
その分、座面の寸法も詰めているのか
気になるところですが
パッと見た感じでは、そう変わらない気がします。
あ、わかった!
背もたれが木の一枚板ですから
背当てのクッションがない分
両側で10cm近く足元を稼いでるんですね。
ただ・・乗る立場でいうと
相当姿勢を良くして乗らないといけないような・・(笑)
当時既に35や43が主力で活躍していましたから
61や62が充てられた急行列車に当たってしまったら
ちょっと損した気はするでしょうね(^^;)
この頃の鋼体化客車は
とって繋げて急造したイメージはありますが
こうして見ると、この狭い狭い
シートピッチに似合わないくらい
鋳造の骨組のデザインが凝ってるんですよね。
さて旧車の話ばかりになりましたが
現代のものはといいますと
いつもの115系の、ちょっと更新したもの
雑形客車が「古いもの」で
115系が「新しいもの」という価値観は
年齢的に仕方ないことですので
どうかお許しを(笑)
対して、似て非なるのが急行バージョン。
475系には肘掛がありました^^
上のキハ22に似てますが
肘掛の付け根部分に違いがありますね。
西日本のキハ47は
おお、これは475と同じ腰掛っぽいぞ!
同じ時期にアコモ改良したのでしょうかね。
しかし暖房がカドを通っているので
足元は空いています。
まあ、そこまでの違いの表現は
Nゲージでは、どうなんでしょうね。
やった方がいたら、凄いと思います(^^)
というわけで
ざっくりとパソコンのデータを探して
遊んでいたら
2時間も経過してしまいました(笑)
すごく長くなったけど、
ああ、面白かった(*^^*)
いずれにせよ、模型化に際しては
どの車両に使っても違和感が無いよう
クセのない形状のものが望ましく、
いろいろなバリエーシションは
のちに欲しくなったら考えれば良い、
という感じですね^^
だいたい方向性は頭に入ったので
次回、作り始めます!
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