暴れまくるEF81!予想外の原因は、これだった | 美軌模型店の待合室

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初代EF81蘇生シリーズ その2

さてさて
早速ボディをいじりたいところですけど
その前に必須なのが
動力装置の確認と手入れ。

もはや交換用のパーツは
存在しない骨董品ですから
とにかく動いてくれませんと
せっかく精魂込めても、静態保存では
ガッカリ度が倍増しますからね(^^;)

というわけで試運転。
以前の清掃が効いて、通電はバッチリ。
ただ・・

何なんでしょうね。
車体が、かつて見た事もないくらい激しく揺れて、
見ちゃおれん(笑)

まあ、まずは様子見に限るので
分解してみます。

車体が外れないな、と思ったら
先に屋根を外す構造でしたね。
忘れてました。

ダイカストブロックも、ライト基板ごと
床板パーツにネジ止めされています。

このガッチリ構造は好感が持てますね。
結果的に、分解組立が容易ですし。

で、開けてビックリ
カトーの傑作、GM5モーターが出てきました。
そういえば焼けたモーターを交換した気がします。
当たり前にこれが入手できた頃が懐かしいです。

まず、ひとつ目のチェックポイントが
このスプリングウォームです。
嵌め方が悪かったんでしょうね、
見るからに曲がっています。

まあ、これくらいで
車体が揺れるとは思いませんが
異音の原因にはなるでしょうね。
こんな事もあろうかと
買っておいたスペアに交換しました。

続いて動力台車です。
激しく揺れる原因は、たぶんここにあるかと・・

なんて思ってたら、一目瞭然でした!
台車を手で転がしただけで
車輪がユラユラするのが判ります。
こりゃイカン、車軸が歪んでる!(>_<)

こんなもんで流し撮りをキメてみる(笑)

この歯車付き車軸は、どうにも替えが効かないので
折れないように注意しながら、ゆっくり曲げて
なるべくユラユラしないところに角度を調整しました。

ちなみに中間台車も
試運転の時にユラユラしてましたので
よく見てみると、車軸に亀裂が入ってました。

ジュラコン系の樹脂が、こうなるのは
珍しいのか、よくある事なのか、判りませんが
私の所蔵品の中では極めて珍しい現象です。

30年の歳月は、
樹脂を変化させる事はありますね。
この中空軸は、カトーの古車輪からとって交換。
これで、あと30年は大丈夫かな?(笑)

中間台車を戻す際、バネは抜いておきました。
このバネ、脱線防止には有効なんですけど
車体を持ち上げる方向に力がかかるので
動力車輪の軸重が減るんですよね。

同じトミックスの骨董DD51を手入れした時に
同様にバネを抜いたところ、牽引力が
大幅に向上した事があったので、方法継承です^^

今日はここまで。
まあ、だいたい動力をいじってると、ひと晩かかりますね。
続きは、また次回です。
お楽しみに!

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