毎度おなじみ美軌模型店です。
集電加工が
公私ともに最近のマイブームといいますか
売り始めた手前
お客様に薦めておきながら
とんでもない欠陥でもなかろうかと
色々な車両に試したくなるこの頃です(^^ゞ
まあ、この方式は
改造ご依頼品などで
ずっと以前から行っておりますので
大丈夫だと思います。
ご安心ください^^
で、グリーンマックス、鉄コレときて
本来であればカトーの骨董品でも
いじるのが順当なのですが
構造的に、似たりよったりなので
特に目新しいこともなさそうなんですよね。
では、根本的に台車の構造が違うものとか・・
というわけで、
今回のお題に選んだのはこちらです。
最近、新潟や高崎でよく見かけますね。
トミックスの初期の製品です。
こちらのブログでは、
窓ガラスのハメコミの工作例として
いちど登場しております。
で、これは
なにが問題なのかといいますと
このトミックスの旧集電方式というのが
これまた凄い走行抵抗がありまして。
ロープウェーもビックリ?(笑)
測れば150パーミルの急勾配もなんのその
転がることなくガッチリしがみついてます!
(あくまでも長年放置して絶不調状態の話です。
本来は、さすがにもう少し転がりますよ^^)
これは、いかんともしがたいわけでして。
台車加工の事例がてら、やってみることにしました。
久しぶりに分解してみると
通電バネが、ものすごく長い!
これで、台車をネジ止めして
ガッチリと床板のウェイトに押し当てれば
そりゃ走行抵抗も増えるわけです。
そのかわり、通電性能は保証モノですね。
これもひとつの設計思想だと思います。
さて、最近のオキマリで恐縮ですけれども(笑)
使うのは
T車集電加工セットN 軸距14.0mm用です。
車輪は、カトーの中空軸車輪11-605を使います。
車輪が細くてカッコイイし、その分ピボットが長いので
集電化改造にモッテコイです。
換装してみてどう変化するか、
工作の度合いは如何なものか、
確かめたいと思います。
このトミックスの台車枠は
すでにバネが通る穴はありますので
集電板が通るように、梁に切り込みを
入れるだけで工事完了です。
使った工具は、オルファののこぎりカッター
(名称失念・笑)
文房具屋さんで普通に売っているはずです。
たまに役に立つ便利アイテムです。
工作の度合いでいうと、
そんなに難しくも、面倒でもないと思いますが
ひとつだけ、ワナが潜んでました。
溝を掘ったあと
集電板と車輪を付けてみたら
・・・微妙に回転が悪い。
測ったらなんと、軸間距離が13.7mm。
本物が2100mmですから、1/150が14mm。
疑いもしませんでしたが、こんなこともありますね。
最近のトミックス製品は14.0mmになってました。
こうなったら、もうひと加工です。
丸ヤスリで、少しだけ軸穴を広げて
クリアランス確保のため、
集電板の表面も軽くバリ取りしました。
多少何かあっても、大概こんなもんで充分対応可能です。
ちょっと回り道しましたので
時間切れになりました。
もったいぶるほどのネタでもありません、
次回、終わると思います(^^ゞ
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