【麻雀何切る問題】問題29(ウザク式 麻雀学習の牌効率講座2024/6/19より) | まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

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30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

 

 

牌姿などは動画を視聴して下さい。

 

 

第一感は打8筒でしたが、

少し時間を使って(1分程)考えると、打1索に考えが変わりました。

 

 

打8筒は受け入れ最大の選択。

打1索は変化や最終系が強くなりやすい選択。

さて、解説以上の補足説明をしないとブログに書く意味がないので、

頑張ってやっていきます(笑)

 

 

親番で赤2枚あって、立直打ちたい勝負手。

打8筒切ると何が起こるかというと、

まず筒子の変化がなくなる。

ただ、受け入れ最大で、面白いのが索子の受けが9種になるところ。

これは形の勉強になりますね。

 

xxx xxx 1356678

 

他の色や字牌などで2面子が他にあると仮定して、

この形が残ったとします。

(xxxは何らかの面子)

 

まず縦引きを見ていきます。

 

【1索、3索】

この場合は、残った1索or3索を切ると、

嬉しいリャンメン待ちの4-7索待ちになります。

 

【5索、8索】

この場合はちょっと不満ながら6索を切ると、

カン2索待ちになります。

xxxの部分が役牌とか中張牌構成なら、

変化を見つつ、鳴きまで考慮して打1索とかあるかもしれませんが、

厳しそうなので、カン2索で立直打ったが方が良いと思います。

 

【7索】

1索か3索の単騎待ちになります。

2索が3~4枚、河に見えているなら、

1索単騎で立直するとかはあるかもしれませんが、

それ以外だと立直に悩みますね。

一応、変化も残っていて、4索引くと7索切って3-6-9索待ち、

5索引くと一盃口変化で打点アップ(8索は赤切るので微妙だがダマ続行できる)、

そこそこ嬉しい変化はこれぐらいだと思います。

 

【6索】

8索切ってカン2索での立直か、

1索切ってカン4索での立直かになります。

枚数差がなければ大抵はカン2索の立直になりそう。

どっちも最終的にスジ引っかけになる可能性はあるので、

この辺りは枚数差で選んで良さそうです。

 

【2索、4索】

2索が入った場合は6索切ってノベタンの立直を打つか、

赤5索切って平和をつけての6-9索立直を打つかの選択になります。

立直、赤2の7800点、立直、赤1、平和の5800点。

場況によっては後者を選ぶこともあるかもですが、

基本はノベタンの方が良さそうですね。

4索が入った場合は3-6-9索待ちになり、9索が安目かな。

 

【9索】

5索が赤なので1索を切ってカン4索での立直になります。

 

 

見てのとおり、打8筒は、

ツモ7索の取り扱いが難しいということ以外は、

愚形の立直が多くなるものの、打点的には十分。

裏1かツモで打点上昇も見込めますし、打8筒を選択したからと言って、

悪いという感じではないですね。

 

 

打1索は筒子の変化を見た打牌となります。

動画ではこちらを推奨していましたね。

これも形の勉強となるので、見ていきましょう。

 

5677889

 

この形ですね。

筒子での直接の聴牌は5筒と8筒しかありません。

この場合は3索切って4-7索待ち。

変化を考えていきます。

 

 

【4筒】

「45677889筒 56678索」

4筒を受けて3索切るとこの形になり、聴牌への受け入れが変化します。

まず、4-7索を受けると、

9筒を切って7、8筒のシャンポン待ち、

4筒を切ると、5、8筒の変則単騎待ち、

8筒切ると、4-7筒のノベタン待ち、こんな感じかな。

筒子は待ちになるところは受け入れがあって、

それぞれで4-7索待ちになったり、5-8索待ちになったりします。

これに加えて、3筒、6筒、9筒だと5-8索待ちになります。

さらに4筒だと4-7索になる。

4筒での変化は、ほぼ良形での聴牌が望めるということになります。

 

【7筒】

「56777889筒 56678索」

7筒を受けて3索切るとこの形になります。

ここから4-7筒を受けると4-7索待ちになり、

9筒受けると5-8索か6-9索待ち、

7筒や8筒も受けられますね。

これに加えて4-7索の受けもあると。

 

 

基本、嬉しい変化ってこれぐらいなので、

打1索がめちゃくちゃ優位って程でもないです。

巡目が2段目直前ってこともあるしね。

ただ、変化を見つつ、6種類以上の聴牌の牌の種類があるので、

許容範囲の変化待ちで、変化して受け入れ枚数がそこそこあるというのが、

打1索のメリットとなります。

打8筒のメリットは冒頭でも書いている通り、

索子は何を引いての聴牌なので、早そうなのがいたら、こちらを選択するのはアリですね。

親の立直でプレッシャーをかけておくのは大きいですからね。

索子の9種なので、2段目中には大抵は立直を打てます。

 

 

個人的には、どっち切ってもそこまで悪手にはならないと思います。

赤2枚がある関係で、打点は確保できていますしね。

これが赤1枚とか、赤なしとかだと、

タンヤオ変化、一盃口変化とかも見て打1索が優位になりそうです。

赤が2枚あるから、打点と受け入れ枚数を理由に、

8筒切りが絶対の悪手にならないって感じですね。

特に索子の場況がどう考えても良いってときは、意見が割れそう。

赤が2枚あるからこそ選択肢が2つあるという感じですね。

 

 

これは多分だけど、魂天でも少し意見が割れると思います。

打1索が多いとは思いますが、打8筒も3~4割ぐらいはいそうな感じ。

赤なし、ドラなしで打1索が大多数みたいなイメージです。

その3~4割の人が弱いってわけではなくて、普通に天鳳でも9段レベルの人も、

選択している人はいそうって感じです。

巡目も2段目直前ってところ込みにはなりますが。

これが配牌とかなら、ほぼ打1索になりそうですね。

それぐらい絶妙なバランスの状況と打点だと思います。

 

 

初心者用の何切るなら、

ドラなし、赤なしで出題して欲しいところですね。

その方が1索切りのメリットが大きすぎるので、

納得させやすいですし、理解も得られやすいかなと思います。