打8萬です。
これは純粋に牌効率の問題。
受入れの比較をしないといけません。
初心者は6筒を切りがち。
確かに基本は愚形のフォロー牌を残して、
リャンメンは固定という打牌が大やけどしません。
大やけどはしないけど、今回の場合は受け入れで損をする牌姿になります。
打6筒と打8萬の受入れの比較をしていきます。
後、打6萬もあるか。
【打6筒】
6萬(2)、7萬(4)、4筒(3)、7筒(4)、中(2)
5種15枚
【打8萬】
6萬(2)、3筒(4)、4筒(3)、5筒(2)、6筒(1)、7筒(4)、中(2)
7種18枚
【打6萬】
7萬(4)、3筒(4)、4筒(3)、5筒(2)、6筒(1)、7筒(4)、中(2)
7種20枚
この流石に15枚VS18枚VS20枚で15枚は選択できない。
受入れ枚数が最大値から25%減なんだよね。
後、筒子切って、中バックなら7萬は鳴けない牌になるんだよね。
打8萬もしくは打6萬しておくと、どれ鳴いても、
最低限、中バックでの和了の道筋が残ります。
タンヤオの仕掛けにも見えるしね。
なので、その観点からも打8萬や打6萬が有利というわけです。
そして、打8萬の方が、
中を仕掛けたときの待ちが良くなるので、
今回は打8萬優位ということになります。
ただ、打6萬も悪くはない。
受け入れ最大は打6萬ですからね。
単純な門前聴牌率は打6萬の方が上なので、
打6萬でも悪くないというのは、どっちを重視するかの話。
この牌姿でぱっと解答できる人は、
最終的な立直判断、鳴き判断が肝になってきそうです。
そのあたりが腕の見せ所で、差が出る部分で、
意見も分かれそうですね。
ただ、メリットデメリットを踏まえたうえで、
選択したのであれば、中とのシャンポン立直が悪いとは思わないし、
中バックの鳴き仕掛けもアリだと思います。
そして、どっちかが絶対に悪手と言い切れる人は、
局収支で期待値が高い方を確実に選択できて、
相手の手牌が余程見えている人ではないかと思います。
難しい判断なのは間違いないので、
メリットとデメリットだけ理解して、その時で判断していくというのが、
丸い考えかなと思います。