甘い打牌をした牌譜。
最後の最後で立直がかかってきたオーラス。
9萬が完全安牌。
スジ7索を切れば聴牌取り切り。
当たるとしたら地獄単騎か8索3枚切れのカン7索なんだよね。
そして、8索を7巡目に落としているから、
ほとんどカン7索なんてないという読みができる。
そもそも西が宣言牌だから、
こんなんで立直するならツモる算段で立直打ってるだろうから、
良形の可能性も高そう。
それじゃ、聴牌料拾っとくかって感じで7索を打ちました。
まさか、刺さるとはね。
三麻は牌効率や読みも重要なので、
対面さんの流れを見ていく。
まずね、ここ。
対面さんは打9筒としていました。
この場合の受入れは、
1索(2)、西(1)、5索(4)、7索(4)、7筒(4)、6筒(2)ですね。
6種17枚で、変化はあるけど考えず。
まぁこれは問題なしか。
一応、一通見て、1枚しか損をしない西の対子落としもあるけど、
牌効率上は打9筒で問題なし。
対面さんは、ここで打8索。
ここで一向聴か。
オーラスだし、ここで一向聴には取るか。
赤受け考えて、打8索。
ミスってないな(笑)
まぁ変化考えて、打西もあるけど、
すぐにでも立直打ちたいところだから、打8索。
東場だったら、じっくり構えてシャンテン戻しもあるが、
形も良くないから、一向聴に取りつつ、
立直来たら西で降りるのがセオリーになりそう。
ここで打4索。
受入れは1-4-7筒、2筒、3筒、5筒、6筒と7索になる。
これも間違ってなさそう。
最終的に、1-4-7筒が入って西切って立直。
これなら、確かにカン7索になるね。
これは読めという方が難しい。
こういうレアケースもあるから、ワンチャンスとか、
「先に8索切ってて、カン7索に取る人いる?」みたいな考えは、
聴牌偉い時以外は打ったらダメですね。
今回は、聴牌料がまったく偉くなかったので、
地獄単騎しかないと確定するまでは油断したらダメですね。
結果的にトップ取れましたが、大きなミスでした。
東1局も手作りでミスをしているので、トップ取れてラッキーだった半荘でした。