無料で使える麻雀AIとして、Mortalというものがあります。
「Mortal 牌譜検討」で検索するとヒットすると思います。
牌譜検討で有名なのがNAGAもありますけど、
こちらは有料です。
若干、NAGAの方が強いみたいなことは言われてますけど、
雀魂で魂天になれてない人は、
Mortalと戦ったらTOTALで負け越す可能性があります。
下手したら魂天でもやられる。
(相性の問題もあるかもですが)
大半の人はどっち使っても、
正しく使用できていれば問題ないと思います。
正しく使用するにはどうするかという話。
その前に指標になるデータとしては以下の通り。
(ratingはOptionで表示可能になります)
【1】rating
【2】一致率
【3】悪手率
基本、この3つです。
一つずつ説明していきます。
【1】rating
一致率が上がっていけば、ratingも上がります。
雀聖より上のレベルになるには平均85~86は必須。
ただし、配牌降りとかすると極端に下がるケースがあるので、
長期スパンで計算すること(最低でも50ぐらいはあった方が良い)。
【2】一致率
AIと完全一致した打牌を総打牌で割った値になります。
極端に低すぎると問題です。
雀魂の雀聖より上のレベルだと70~75%が平均値。
【3】悪手率
NAGAだと計算してくれるけど、Mortalでは計算してくれません。
一つ一つの打牌で、詳細が表示できます。
この一番右の値が、Mortalが打つ確率を示していると考えてください。
NAGAの場合は5%未満を悪手とみなしているので、
この場合だと、3筒より下の牌を切った場合は悪手とみなします。
この悪手の数を手動で数えて、総打牌で割ると悪手率が算出できます。
悪手率は3%台で、雀魂の魂天級です。
ここまで登っていくには4%台は必要だと思ってください。
6%前後で雀魂で雀聖になれるかどうかです。
【1】~【3】で何に注目するかというと、
やっぱり悪手率だと思います。
ratingと一致率って結構、幅があって、
簡単に降りを選択すると、ratingも下がっていくし、
当然、一致率も下がります。
悪手率も上昇はするんですけど、毎局、降りってこともないでしょうから、
悪くても5~6%ぐらいには収まると思います。
悪手はNAGAもMortalも一致していることが割と多いと思うので、
最初は5%未満のところに着目すると良いと思います。
大抵の悪手は、
牌効率で不利な牌、危険牌、打点が低くなる牌といった感じです。
序盤の字牌選択なんかは、意見が分かれるところなので、
スルーはしないものの、こっちを選択するルートもあるよねって感じで、
自分の引き出しを増やす感覚で見たら良いかなと思います。
一致率に関しては70%以上の平均値があるなら、
とりあえず、玉の間で通用するレベルですので、
そこから悪手を減らすということをしたら、やっていけると思います。
ただ、それだけではどうにもならないのが、麻雀ですので、
AIを参考にしつつ、自分の戦術を育てていくという感じが良いのかなと思います。
全員、AI打ちすると面白くないですしねw