麻雀で降りているときに安牌がなくなった時に、
頼ることになるワンチャンス。
例えば2萬3枚切れで1-4萬が当たりになる確率は低いというやつ。
これね、序盤と終盤では確率は大きく変動すると思うんですよね。
考察してますけど、計算が合っているかは知りません(笑)
4人打ちを例にします。
王牌:14枚
手牌:13枚×4人+ツモ1枚=53枚
山:136枚-14枚-53枚=69枚
自分が起家で上家から立直が入ったとしましょう。
上家は2萬を切っていませんが、自分の目から2萬が3枚見えるとします。
そして、1萬も4枚見えているとします。
1萬は待たれているとしたら1-4萬しかありえない状況です。
5巡目に立直が入ったとしましょう。
自分は6巡目のツモです。
王牌:14枚
手牌:13枚×4人+ツモ1枚=53枚
河:1枚×5巡×4人=20枚
山:136枚-14枚-53枚-20枚=49枚
ラストの2萬が誰かの手牌にある確率。
13÷(14+53+49-14)×100=12.7%
立直者が持っている確率はさらに3分の1にして約4.2%なので、
当たる確率はかなり薄いのが分かります。
12巡目で立直として、自分は13巡目としてみましょう。
王牌:14枚
手牌:13枚×4人+ツモ1枚=53枚
河:1枚×12巡×4人=48枚
山:136枚-14枚-53枚-48枚=21枚
ラストの2萬が誰かの手牌にある確率。
13÷(14+53+21-14)×100=17.8%
立直者が持っている確率はさらに3分の1にして約5.9%なので、
少し確率としては上がります。
確かに単純な確率としては、そんなに変わらない印象ですが、
もし、萬子が立直者の河になかったり、上の方しか切られてなかった場合、
この確率は5.9%より上がります。
他の人が序盤に2萬を切っていて、この状況なら、
この人が持っている確率は27.0%で結構危ないわけだ。
2萬単騎は自分が1枚持ってたらありえるけど、
2萬持っていたら20%ぐらいは1-4萬待ちよね。
無筋で当たる確率って、6スジ×3色=18スジなので、
両面立直だったと仮定すると、約5.5%となります。
序盤の無筋をズバーンと切るより、終盤だと当たる確率は増しているので、
当然、終盤のワンチャンスは終盤の無筋ズバーンよりかはマシです。
確率を見て分かりますけど、ワンチャンスって割と危ないんですよね。
序盤の無筋とそんなに変わらないのです。
ワンチャンスが割と当たるなと感じたことがあると思いますが、
割と確率通りなのです(笑)
完璧に降りるならワンチャンスは押してはダメなのです。
特に立直しているのは、ツモりそうとか出上がりできそうとか、
(他にも足止めしてやろうとかありますが・・・)
勝算があって立直しているケースがあるので、
終始5%ぐらいは当たる確率があると思って打つのが吉だと思います。
もちろん状況にもよります。
立直者の河で序盤に3萬が切られているなら、
終盤で当たる確率は1%未満ではないかなと。
もちろん、他家で当たる確率はあるので、立直者限定の確率ですけどね。
安牌がまったくなく、読み切れない場合は、
スジとワンチャンスどちらを切るかとか天秤にかけることになるかとは思います。
5索立直だと、2索、8索のカンチャンに刺さる可能性があります。
この牌とワンチャンスなら状況的にワンチャンス選ぶかなと。
5索が序盤だった場合は135や579で三色、チャンタ、ジュンチャン以外だと、
なかなかお目にかからない切り方なので、
ワンチャンスよりは当たる確率が低いのかなと思います。
1135や5799みたいな手牌で、ターツ面子十分なら、外して、
変なところで1や9が出て立直みたいなことはあるかなと思います。
大抵、その場合は三色含みが多い気がするので、妙に端牌が出てなかったりしますね。
ここに書いている確率は他の待ちの確率を一切無視した、
簡易的な確率なので、実際にはもっと低いです。
河の例もないですし、これ以上計算は難しいです。
簡易計算でも、
ワンチャンスは思っている以上に当たる考えて良いと思います。
ただ、ある程度の手で押せる確率でもあるというのは間違いないです。