日本の経済と政治について
これまで日本の経済って民間の企業が頑張ってきただけなんだよね。
昔から国策としてなんかやってきたわけじゃない。
日本は名目GDPはドイツに抜かれて世界4位に陥落。これは政治のせいが大きい。
いまや世界を動かす「半導体産業」。30年以上前は日本が世界で主力だったんだよね、
だけど欧米の圧力で海外に取られてしまった。
これって日本の政治力が弱いから。
日本製品は軒並み評価は高いが、目立ちすぎると叩かれる、トヨタもそう。
日本が舐められているから。
日本製鉄がアメリカの製鉄会社を手順を踏んで買収しようとしても
トランプは阻止するって言ってるし。安部さんいれば違っていたのかも。
これも政治力の弱さ。
党の統制も取れない総理がいて、私腹を肥やす古参の政治家が居て、
捜査に圧力かける大御所がいて、それにさえ勝てない野党がいて(笑)
政治家には大した人がなっていないって事。
二世、三世、元役人それにちょっと売れなくなった芸能人(笑)
これじゃ世界にも打って出られないし、国民の為に何かできる人もいないね。
庶民には株価が上がってもなんの意味もない。好景気でもない。
四国犬が12人怪我させた事件について
もうニュースで語りつくされてると思うが。
私は犬に関してはちょっと詳しい(笑)。
四国犬ってのは闘犬の土佐犬と区別される犬種である。風貌も立ち耳で巻尾で短毛で
日本犬の典型って感じである。日本犬といえば他には柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、北海道犬などが
いるが、どれも毛色や体格などは違えど見た目は「日本犬」の特徴をしている。
日本ではもともと犬に関して猟犬に用いられた歴史が長く、しかも猟犬といってもレトリーバやセッターの
ように獲物を持ってくるとか、追い込むとかじゃなく、基本的に「熊除け」「イノシシ除け」がメインの仕事で
要は猟師の「用心棒」。その怯まない強さが役に立ったわけですね。しかも性格は絶対服従で我慢強く、寡黙で
基本的には生涯一飼い主にしか心開かない。まるで武士のような感じでですね。なので「忠犬ハチ公」は貰われた先で
馴染めず、飼い主の居た渋谷駅に戻ってきたのでしょう。
さて、四国犬について、最近はマニアも増えてペットとしても多く飼育されてますね。とても利口な犬で体も強く
とても飼いやすい犬だと思えます。しかしながらそれはあくまで大型犬などを飼った経験がある人(つまり散歩や
扱い方とか経験している人ね)とか躾、訓練ができる人もしくは訓練に預けたり、一緒に訓練を体験しにいったり
できる人であれば大丈夫かなと。ちなみに「躾」とか「訓練」っていうのは言い換えれば、人間社会に適合させる為に
そのルールや行動を教えるって事なんだよね。
つまり四国犬の飼育のハードルは結構高いって事です。しかも今回の事故のように7頭も多頭飼育していれば
おそらく散歩なんて朝晩マメに行かないだろうし、庭で他の犬とばかり遊ばせていれば、
犬同士で運動不足のストレスは解消されるかもしれないけど、犬社会の中で生きている犬になるので
獰猛にもなるし、喧嘩もしょっちゅうするし、人間社会とは程遠い犬になってしまっていたのが事実だろうね。
そんな犬が自身も予想外の逃亡をしてしまい、周囲は不慣れな環境で、そこに人がたくさん居て、
もしかしたら子供達が寄ってきたのかもしれない。犬社会の犬は知らない人にいきなり触れられる事もなく
そこで不愉快な表情(ちょっと唸るとか牙剥くとか)したら子供達が「キャー!」っと走ってにげる。
犬にはそれはGOのサイン。追っかける、声出して逃げる、本能が覚醒して襲う。
多くの動物の歯にはスイッチがあって、一旦噛むとどんどん興奮状態になる、野生でいえば一回噛んだら
獲物を逃がさないようにとことん行く、相手を倒すまでやるってスイッチがある。
多分、そのスイッチがこの四国犬に入ったんだろうね。公園から出て行って近所を散歩のトイプーを
噛み殺したのもそのスイッチが入っていたからと想像できる。犬社会で飼育された悲しいワンちゃんだね。
もちろん一番悪いのはこの飼い主。狂犬病の注射も登録もおろそかだし、おそらくその他のワクチン注射や
フィラリア予防とかもしてるのかな?って疑問になる。獣医さんにかかれば真っ先に狂犬病ワクチンと
登録の話が出て、そこから他の対策になるので、獣医にもかかっていなかったのではないかな?
これはあくまで想像なので強くは言えないが、いずれにしても多頭飼育で人間社会に適合できない
犬を作ってしまった事が罪深い。
TVとかで多頭飼育崩壊で犬が引き取られたりしてる映像をよく見るけど、多頭飼育だからといって
獰猛になる訳でもない。ただそこが日本犬の性格。初見の人に簡単になつかないし、尻尾もふらない犬も
多いし、武士のように無言でいきなり刀を抜く、吠えずにいきなり噛む犬もいる。
つまり動物飼育全般に言えることだが、その特性を理解しないまま飼う、特性に応じた設備投資や
対応ができない人は動物を飼育してはいけないって事。
最後に、ウチの家には2歳半のピットブルがいる。朝晩の散歩は欠かさない、家族みんなで声をかけ、
一緒にTVや映画みたり。ヤツは叱られたら涙目になる(笑)。ピットブルは世界で一番傷害事件が多い犬種として
有名であるがうちの犬には全くその片鱗は見られない。しかし散歩も他の犬と遭遇しないようなコースを選び、
制御がきくように小さな頃から訓練している。それでも他の犬(とくに小さな犬をリードなしで散歩させる
飼い主がいて)が勝手に寄ってきて吠えまくるときはお座りさせて上に跨って、首輪を両手で握り万一がない
ように気をつけている。一つ一つ面倒な事も手を抜かずにやらないと大惨事になるかもしれないと
いつも思っている。犬を飼うという事はそういう事なんだよね。
ちなみにうちには犬の他に「特定動物」(飼育するには獰猛とかで自治体に届け出て認可を得なきゃいけない。
例トラ、ワニ、ニホンザル、ニシキヘビの一種とか)が居て、そこにも当然気を遣う。
逃げられたらマスコミに追い込まれるような代物なんでね。
動物飼うときはきちんと面倒みましょう。
10年ぶりの更新
すっかりブログの事など忘れ、いまやフェイスブックも忘れすっかり「インスタ」に。
仕事の合間になんとなく記憶に任せてログイン。入れてびっくり。
10年前のブログは東北の震災の事に言及していたのであるが、さて十年後の今、
能登の震災が。
10年前には小学校1年だった次男が現在石川県の高校で野球をやってる。
1月1日、地震の当日はたまたま年に1度の帰省中だった為、次男は被災する事はなかったが
次男の友人や周囲は被災された方もいたという。学校は金沢なので被害はあまりなく。
なんともいち早い復興と被災者の方のケアをいろんな方面にお願いするばかりである。
日本人にはもともと「誕生日を祝う」という概念がなく、誕生日を祝ったのはキリスト様の
クリスマスぐらいで、日本人は全員1月1日に年を取るという風習だったので、正月は皆仕事も休み
お祝いしたり、ゆっくりする文化。年間で昼間っから国民が休みで何ならお酒入っている人もそこそこ
いる日。そこに大地震が襲うのか?
逆の意味でまさに日本は神の国かもしれん。神様という方々がしっかり見てて怒っているのかも。
政治の不正、裏金問題、男女の性差別問題、週刊誌のゴシップで揺れる世間、
その他もろもろ日本国としては心当たりが多すぎて何を悔い改めれば良いのか
よくわからないまままた春に向かっていくんだな。
震災から3年
当時東京にいたが、東京でもかなり揺れた。年配の方々とも沢山話したが、皆口々に「関東大震災が来た」、「東京が終わった」と
思ったらしい。九州という地震が全く無いところで生まれ育った私は、特にそう感じた。しかし、直後にそれは東北で起こっていることを
知る。車で移動中だったためにラジオをずっと聞き続けていたが、避難を呼び掛ける声、津波の情報、余震の度にでる緊急地震情報の
警告音・・・すべて記憶にある。 家族とも連絡はとれず、人々で溢れかえる街、大渋滞で動かない車・・。
東京でさえこんな感じだった。 東北にくらべれば何てこともないのであるが、それでも心の中に深く当時のことが残っている。
結局はそれを機に転職し、家族と共に九州に戻った訳であるが、九州ではこの震災はまるで外国で起こったものと
変わらないような感じで人々は暮らしている。それは仕方ないことであり、地震から離れる目的で帰郷したので
本望かも知れないので願ってのことだったかもしれない。
繰り返し言うが、東北の方に比べれば何も苦労も恐怖も無かった。に等しい。
しかし、この九州からも3,11という日が特別に感じることにはかわりない。