12日目:その② 世界遺産☆丘の上の村ヴェズレー | 海外旅行☆猫もひとりで旅にでる

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日本では旅行会社に勤め、海外旅行に行きまくり、気がつけばイタリア人の主人と「やけのやんぱち?!国際結婚」。
昔ひとり旅。今はふたり旅。
【2012年5月 FC2よりブログを引越ししました】

さて、午前中にロカマドゥールを散策し、午後から車で次の場所に移動。

高速道路にのって、6時間のドライブです。車

主人は、6時間巡礼路を歩くのは問題ないけど、車を運転するのはキツイらしく、私も半分運転して456kmの距離を移動。

ヴェズレーの近くは、パッチワークの様な田園風景がとっても美しい♪

北海道みたい~!


ちょっと小高い丘の上にヴェズレーの村!ヴューポイントから見るとこんな感じ↓。

丘の頂上に建つのがサント=マドレーヌ大聖堂。

この村は、サンティアゴ・コンポステーラ巡礼路「リモージュの道」の始点になる村なんです。

主人の歩いている巡礼路「ル・ピュイ」の道の始点になる町「ル・ピュイ=アン=バレ」の町を去年の夏訪れて、とても良かったので、「リモージュの道」の始点の村にも行ってみたい!って思ったんです。

※私の説明では意味不明かもしれないので、↓こちらがサンティアゴ・コンポステーラ巡礼路の地図。

青い〇がヴェズレー/紫の〇がル・ピュイです。

 

しかも、この村は「ヴェズレーの教会と丘」として世界遺産にも単独で登録されていて特別な町に違いない♪って楽しみにしてやってきました。

 

 

夕方7時頃に本日の目的地のVezelayの村に到着。

丘の麓の駐車場に車を停めて※1日3€だったと思う※、本日の宿泊ホテルに向かいます。

だけど、荷物を持って村の坂道を登るのは結構キツイ・・・。

しかも、この日宿泊したホテルは丘の頂上に建つ大聖堂のすぐ近く。やっとこの日のホテルに到着~。

今夜1泊するのは、「SY Les Glycines」ツイン1室83€。

藤の季節には、入口の藤棚がとっても美しいそうで・・・。

この写真はBooking.comのサイトから拝借↑。

古い家屋を味わい深く改装している素敵なお宿です。

お部屋はモダンな感じですけど、なかなか素敵。

それでは、早速この村の有名な大聖堂に行ってみましょう!

ホテルから2分とかからない距離。

サント・マドレーヌ大聖堂」↑

マグダラのマリア・・・私はイスラエル旅行に出るまでその名前すら知らなかったのですが、聖書の中にも何度も登場する謎に満ちた女性。

イエスが十字架に架けられるのを最後まで見守り、イエスの復活を目撃した人物。

娼婦の身を悔い改めイエスに救われた女性として広く知られていますが、とにかく「罪深い女」と言うイメージで語られることが多かった女性です。

その一方で、イエスキリストの妻であった女性なのではないか・・・とも言われるマグダラのマリア。

このバジリカは、「マグダラのマリア」の聖遺物を納める為に9世紀に作られたものだそうです。

 

 

大聖堂の中の美しいティンパヌム↓

 

ロマネスク建築の傑作とも言われるこの大聖堂は、華美な装飾のない荘厳な雰囲気がとても良いですね。

 

では、ヴェズレーの村の中を歩いてみます。

って言っても、本当に小さな村で目抜き通りを歩けば散策もほぼ終了。

・・・ふーむ・・・のんびり考えてる顔

何だろう?この「時間かけて来て損した」感は・・・。

サント=マドレーヌ大聖堂は、確かに小さな村のバジリカとしては素晴らしいものでしたけど、すっごく特別かと言うとそうでも無く。

村もあまりフォトジェニックじゃないし。

本当にココ世界遺産の村?って位に寂れた雰囲気が・・・。注)ものすごく個人的感想

 

この村では、日本人の若い女性を4人位お見かけしたんですが、こんな辺鄙な所まで随分時間かけて来たんだろうな・・・(自分もだけど)。

気の毒に・・・。いやいや、ココに来た人達が皆私みたいにがっかりするとは限りませんからね、「あぁ、ココとっても好き♪」って思う人だってきっといるんです。

ですが、私は正直他の旅行者の方にこの村はあまりおススメしません。

来るのも大変だし(アクセスはこちらの親切なHPをご参照下さい)、数件のレストランは予約が取れないし(ホテルの人が言ってました)、村の雰囲気はなんか廃れ気味で、その割にホテルは高い。

 

私達は、この夜近くのレストランに予約の電話を入れてみましたが、予約が取れずスーパーで買い出ししてホテルのお庭で可愛い猫さんとピクニックディナー。

 

「世界遺産」ブランドに期待し過ぎたかしら~・・・?えーーーん

 

翌日は、ワインの産地ブルゴーニュ地方を車で走ります。

 

つづく