アシュビィズ オブ ロンドンのグレイスアフタヌーンブレンド。
こちらはこの春のタカシマヤ英国展で購入した紅茶です。
アシュビィズ オブ ロンドンの紅茶はちょっと久しぶりかな?
過去何度か英国展で購入しています。
このグレイスアフタヌーンブレンドは初めて見るブレンドで、その時並んでいたラインナップで唯一初めましてのブレンドだったので買ってきました♪
今までは缶オンリーだったのですが、今年から(?)紙の箱入りがあったので、そちらを選びました。
…缶はついつい捨てられなくてためちゃうんでね…^^;
ちなみに過去レポを書いたアシュビィズ オブ ロンドンの紅茶は以下のとおりです☆
というわけで5種類目のグレイスアフタヌーンブレンドです。
茶葉はOPサイズ。
濃淡のある1cm前後の茶葉がブレンドされています。
ブレンド内容はアッサムとセイロンだそうですが、セイロンが具体的に何かはよくわかりません…。
淹れてみると水色はしっかりした赤褐色。
芳しい紅茶の香りに体の力が抜けていきます。
『GRACE』…「恵み」とか「優雅さ」や「気品」という意味を持つブレンドだけあって、とても柔らかく女性っぽいイメージ。
そのイメージは飲むとさらに色濃くなります。
まるでフレーバードティーのような甘い味と香り…!!!
咲き誇る花を思わせる華やかな香り、それでいてボディはしっかりしていてコクもある。
後味は程良い渋みと官能的な甘み…。
まさに『GRACE』…「神の恩寵」と言っても過言ではない心地良さ…。
思わずうっとりしてしまいました。
『本と紅茶と。17』でチェロの音色にこの紅茶を合わせたのですが、我ながらぴったり過ぎるチョイスでした(←自画自賛^^;)
チェロの音色は約4オクターブと、ト音記号からヘ音記号までカバーできるんだそうです。
そしてこの音域は人間の声に一番近い楽器と言われているそうで、だからなのかチェロの音色は心と体に染み渡るように響きます。
このグレイスアフタヌーンブレンドも、そんなチェロの音色のように、華やかな甘みから深みのある渋みまで、幅広い味覚を柔らかに刺激するように思いました。
「癒される」…そのひとことで片付けてしまうのは口惜しいくらい、懐の深い味わいのブレンドです。
ポットに茶葉を入れっぱなしだったので、濃くなってきたのでミルクを入れてみました。
これがまたすごく美しく、またとても美味しいミルクティーに!!!
元々の紅茶の甘さがミルクの甘さによって倍増して、コクもしっかり感じられる非の打ち所がないミルクティーですよ!
はぁ〜…これまた体中の力が抜けていく…とろける…(*´꒳`*)
優雅にサン=サーンスの「動物の謝肉祭」より『白鳥』とか聴きながら飲みたい紅茶…(*^^*)
バッハの『無伴奏チェロ組曲』もいいなぁ…♪
ストレートでもミルクティーでも、どちらでも本当に『GRACE』なブレンドティー、今日の締めくくりにぴったりな紅茶でした(^^)
紅茶レポ244回目、「ブレンド」カテゴリ36種類目でした〜☆