梅雨の末期は大雨になりがちなんだそうです。
今日の名古屋、朝の10時過ぎくらいに激しい雨が滝のように降っていました。
今はそこまで激しい降りではないですが、このままだと織姫と彦星は厚い厚い雨雲の上での逢瀬となりそうです。

各地で大雨の被害が出ていますね。
心よりお見舞い申し上げます。


雨で七夕の星々は見えませんが、地上の七夕祭りを満喫しましょう♪
そう、はちみつバード七夕恒例企画☆「愛されフード」のお話です〜(^^)


ちなみに参加するのは今回2回目です(^^)

1回目のお話はこちらですが、今回のお話とは全く関係ありません^^;



1回目のこのお話は、ただただ衝動的というか、たまたまタイムリーにお気に入りの喫茶店が閉店というショックな出来事が起こったので書いたお話でした。

今回はその前に書こうと思っていたお話です。



というわけで本題いきま〜す。



みなさまの「おふくろの味」って何ですか?


小さい頃によく作ってもらったおかずとか、おやつとか。

カレーライスだったり唐揚げだったり?

揚げたてのドーナツだったり蒸したてのプリンだったり?

ひょっとしたら郷土のご馳走かもしれませんね。



わたしの「おふくろの味」は…




コレ。

そう、お好み焼きです(^^)
もちろん大阪の方のお好み焼きですよ☆

…写真は母が作ったものではなく、わたしが何年か前に友達の家で作ったお好み焼きですが^^;
でもでも、正真正銘(?)母から伝授されたレシピです。


多分兄に「おふくろの味は?」って聞いてもお好み焼きって答えると思います。
わたしたち兄妹が大好きな、大阪のお好み焼きです。
兄は実家に帰ると今でも「お好み焼き食べたい」と母にリクエストするそうです。
わたしも実家に帰ったらたまにお昼ごはんに出てきたりします。


母は大阪生まれ大阪育ちの生粋の大阪のおばちゃん。
父の転勤で岐阜に来るまでの40年、大阪から出たことはありませんでした。
わたしも中学1年までは大阪で育っています。
兄は中学3年までですね。
ちなみに父は神戸生まれの名古屋育ちです。
(え、そんなすずまき家族の出生地話なんかいらないって?)


母がお好み焼きを作るのを、わたしは小さい頃から側で見てきました。
いつの頃からかお手伝いをするようになって、中学生くらいの頃には自分でも作れるようになりました。
でもそれは母からレシピを教えてもらう、というより、どちらかというと職人のそれで、盗み見て覚えたというか見様見真似というか。

ある日母にちゃんとしたレシピを聞いてみました。

「粉とかたまごの分量って、どのくらいなん?」
(実家ではすずまき、大阪弁です♪)

すると母はあっけらかんと答えました。

「さぁ? いつもテキトーやからなぁ…。
粉はだーっとこのくらいで、たまご3つか4つ、混ぜてみてシャビシャビやったらまた粉さーって足して、もったりしてたらたまご混ぜて様子見て。」

…そうなんです。
大阪のオカンあるあるなのか、どの地方の母親でもあるあるなのか、肝心の分量が擬音語でわからない(>_<)
だーっとか、さーっとか、シャビシャビとか、もったりとか。

「キャベツはこのボウルにだいたいこのくらい」
(家庭によってボウルの大きさ違うやろ!)

「混ぜた時このくらいの感じ」
(手の感覚で覚えろ…って熟練工か!)

…とまぁ、ツッコミどころ満載^^;

それでも今やわたしもすっかり母のお好み焼きをマスターしております。

水を一滴も使わない、たまごと山芋とキャベツのふわふわお好み焼き。
一緒に練り込まれたイカが食感のアクセント。
上に乗せたカリカリに焼かれた豚バラ肉が食欲をそそります。
ソースは本当はオリバーのお好み焼きソースがいいんだけど、この地方では売っていないので仕方なくオタフクで。
オタフクは広島の方なんだよなぁ…と内心残念に思いながら^^;
オリバーソース、最近この辺でも関西が本社のスーパーではたまに見かけるようになりましたが、なかなか最寄りのスーパーに置いてなくて(>_<)
神戸の伯母がたまに宅配便で送ってくれたりします。
仕上げに青海苔と鰹節てふりかけて、お好みでからしマヨネーズをかけていただきます。


今自分で作るお好み焼きと、母のお好み焼きと、実はひとつだけ違うコトがあります。
それはイカの代わりにちくわを入れること。
相方様がイカをはじめとする甲殻類アレルギーなので、食感と味の似たちくわを使うようになりました。


でもやっぱり自分で作ったお好み焼きより、母の作ったお好み焼きの方がなんとなく美味しい気がします。
レシピ(…はないけど、あえてレシピと書きます)は同じ、粉の混ぜ加減、焼き加減もマスターしたはずなのですが、実家で食べる母のお好み焼きは、なんだろう、絶妙に美味しい。

実家のホットプレートの火力が違う?
ひっくり返すヘラが実家のは特大だから??
やっぱり長年の熟練がモノを言う???

いろいろ考えますが、結局このヒトコトに尽きるのかも。


「母の愛情」


…こればっかりは、わたしには入れられないなぁ…。


実は外(専門店とか、屋台とか)ではお好み焼きはほとんど食べたことがありません。
母が作るお好み焼きが一番美味しいですから。
二番が、自分の作ったお好み焼きかな?


そしてお好み焼きにはビールが良く合います☆
子供の頃は麦茶だったけど。
アイスティーの淹れ方とかこれから始まるので、あえてアイスティーとのマリアージュを考えてみるのもいいかもね♪
軽めに淹れたアールグレイとかいけそう…(^^)


書いていて無性にお好み焼きが食べたくなってきました。
材料買ってきて、週末に久しぶりに作ってみるかな〜?
それとも今度実家に帰ったら母にリクエストしようか???


というわけで、すずまきの「おふくろの味」お好み焼きのお話でした☆


なんとか7日22時までに間に合いました!

みなさまも、まだ滑り込みセーフで間に合いますよ〜☆
七夕の夜、雨の向こうの満天の星に想いを馳せながら、たくさんの「愛されフード」のお話を楽しみましょう((o(^∇^)o))

夏色インコさん、今年も素敵な企画をありがとうございます☆


【追記】
7日20時、はちみつバードにて「愛されフード」UPされております☆
みなさまの美味しい思い出がてんこ盛りです♪


夏色インコさんにそれぞれハンドルネームとタイトルまで付けていただいて!
まだ全部読めていませんが、これからゆっくりみなさまのところにお邪魔したいと思います(^^)

最後にインコさん、お疲れ様でございました!
いつもありがとうございます(*^^*)