こんにちはニコニコ

 

私の最初の結婚生活が

夫の不倫をきっかけに壊れるまでを書いています。

 

登場人物名(仮名)

元夫タケシ、不倫相手ナナコ

私はSaraです。

 

下矢印こちらの続きです。

 

 

 

 

連休最終日

朝早くから、またタケシは出かけて行った。

 

「大学時代の友達と会ってくる」

 

信じたりできない予定を彼は言う

 

 

ラルフローレンのニットにコットンパンツ

紺色のジャケット着て

 

 

おしゃれして

 

不倫相手に会いに行ったのかもしれない

 

 

木曜日の夕方から金曜日の夜遅くまで

ずっと一緒だったのに

それでもまた会いに行くんだ…

 

 

一人になったリビングで考え始めたら

 

悲しくなって、また涙が出てくる

 

 

女としての魅力が無くて、私はタケシに捨てられることになる

 

すごく惨めだ

 

嫌だ、別れたくない

 

 

だけど

もしかしたら

 

 

タケシが不倫、これ自体が勘違いかもしれない

 

どちらの証拠でも良いから、確実なものが欲しい

 

真実を知りたい

 

 

心細いけど

 

 

そうだ…

 

彼の鍵付き鞄を私はもう一度確かめることにした。

 

 

机の下にある鞄を引っ張り出してロックを外す

 

 

中の物を確認する

 

 

無修正雑誌と行為中を撮った写真はあった

 

でも

 

避妊具が無くなっていた

 

 

箱のまま持って出かけたんだ。

 

 

写真は増えてる気がする

 

 

インスタント写真を見る…

これは彼が撮ったに違いない
 

体がメインで写っているから

相手を特定できない

 

 

 

順に見ていたら

 

目をつぶった女の顔

 

行為中の写真が出てきた。

 

 

たぶん

 

これナナコだ…

 

 

寒気がしてくる

 

 

絶望

 

 

もどしそうになってトイレに走る

吐くことはできなかったけど、気持ち悪くて吐きそう

 

 

男と寝て

こんな写真まで撮らせるなんてどういうことなんだ

 

写真を撮る男だっておかしいだろう

 

二人とも異常だよ。

 

 

ここのところ

会社から帰ったタケシが部屋に直行するようになったのは

 

大切な物をしまっていたからだ。

 

 

そういうことなんだね…

 

 

私は、彼の大切な物を元通りにして鞄に入れた。

 

 

それから

随分時間がたって

 

親友のユキちゃんに電話する

 

頼りになるユキちゃん

 

 

これから

どうしたら良いのか相談したかった。

 

 

 

連休明けからは

証拠をおさえるために更なる行動をしよう

 

それだけは決めました。

 

 

この頃タケシは完全に不倫脳

 

不倫相手のこと夢中で追いかけていました。

 

 

私のことは、ほとんど見えていなかった。

 

 

読んでくれて有難うございます

 

 

Sara