こんにちはニコニコ

 

私の最初の結婚生活が

夫の不倫をきっかけに壊れるまでを書いています。

 

登場人物名(仮名)

元夫タケシ、不倫相手ナナコ、

私はSaraです。

 

 

 

上矢印こちらの続きです。

 
 

ナナコにとってタケシは

今まで接点なくて、リーチできないクラスの人

 

 

『チャンス!絶対に逃さない!』

 

略奪の決意、固かったんでしょうね。

 

 

部署間の交流イベントを途中で抜けて

自分の部署に戻ったタケシは

 

パソコンに向かっているナナコに会う

 

 

タケシが仕事に戻ることを分かっていたんでしょう

 

話をするために、網に引っ掛けるために

ナナコもキャンティーンを出て慌てて仕事に戻る。

 

 

仕事に集中していたタケシが顔を上げたら

パーテーションの先にナナコがいた。

 

 

そして

 

ナナコが近くに来て

 

「職場のことで、お話ししたいことがある」

 

「時間はかからないが、誰かに聞かれるのは困る」

 

「駅近くのカフェで少し話せませんか?」

 

タケシに言ったそうです。

 

 

イベント会場で話したナナコの印象が

 

”控えめで話しやすい人”

 

程度だったので

 

その時

ナナコに対する警戒心など無く

 

『部署内で問題起きてるのかな』と思ったタケシは

 

 

「イベントで出てた飯、少しは食べた?」

 

「駅の地下街の店ならまだ営業しているかも」

 

そう言って地下街にあるレストランで

その日、ナナコとご飯を食べに行った。

 

意図は何もなく。

 

 

「その晩ご飯はトラップなのよ」

 

その時のタケシに教えてあげたい。

 

 

前の記事で書きましたが

 

この頃、私がいた部署は繁忙期でした。

 

 

 

 

タケシと私は、お互いに仕事で忙しくしていた。

 

タケシは定時になんて帰れない立場

私も土日のどちらかが出勤

 

「すれ違いの生活だったのか?」

 

と問われたらそうだったのかもしれません。

 

 

その頃は、夜の生活も途切れていた

 

それでも仲は良かったですよ

 

 

だから

 

タケシに他意はなく

ただ、職場の人と晩ご飯を食べた。

 

 

部下の部下である

契約社員の相談にのりながら、晩ご飯を食べた。

 

そのつもりだった。

 

 

「ナナコとの晩ご飯、略奪狙いのトラップよ」

 

今さら言っても遅いけど。

 

 

ナナコはガッツポーズだったでしょうね

 

初回アプローチが成功して

目を付けてた素敵な男性と食事してるのだから。

 

 

ナナコはその席で、仕事の相談の他に

 

あらかじめ調査済みのタケシの趣味の話題

ゴルフや釣りの話もする。

 

自分もゴルフしてる、釣りにも興味ある

軽くアピールして

 

 

不倫する気満々の女は、アプローチが上手いし

相手男性に罪悪感を持たせるのも忘れません

 

 

「俺の方から誘った」

「だから俺が悪い」

 

後々、男がそう感じるような

狡猾なやりかたで迫るんですから。

 

 

読んでくれて有難うございます。

 

 

Sara