門間忠雄『雲上の巨人 ジャイアント馬場』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

 

 

図書館本。

東スポの名物記者が描く人間・ジャイアント馬場。

 

かつて読んだ柳澤氏の本の方がボリュームはあったのですが、記者の目から見た真正面の馬場さん(水どうのミスター相手の如く甘いものを門間氏に強要とか)というのも面白く読めました。

 

本書ではなんと千秋公園当時の秋田県立美術館も登場。

平野政吉氏(秋田市の資産家である)と旧知の仲とは知りませんでした。

もっとも、馬場さんの絵画好きは、刃牙の斗馬対猪狩戦のオチに使われるほど有名なので、おかしな話ではないですね。

 

この本でも「巨人二軍時代にイースタンで最優秀投手を三度」といった記述があります。

プロ野球記録には一切残っておらず(そもそもイースタンリーグがない年という話もあり)、13勝とかいうのもせいぜい練習試合か何かで、たぶん誤情報だと思います。