図書館本。
『蛇とピアス』すら未読なので、初めて読む著者作品になります。
嫁氏からそんなの読むのと問われ、最初意図が分からなかったけど、そういうことか。
摂食障害の主人公の錯乱が描かれている、で合っているでしょうか。
冒頭は「錯文」というラリッてる文章が並んでたので、そのパートだけかと思ったら、
地の文章でも改行が非常に少なくて、読みにくいことこの上なし。
ヤバい人がブログで吐き出してるような汚い言葉遣いの独白も好きではありません。
私小説なのか何なのか知りませんが、少なくとも自分には全くハマりませんでした。
批判覚悟で言えば、とにかく全体が薄っぺらいように感じます。
これが特徴なのだとしたら、この方の作品はもう読むことはないですね。