我孫子武丸『修羅の家』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

 

 

 

図書館本。

読みやすいので通勤1往復で読破。

 

ある女性が支配者として乗っ取った「家族」を描いたイヤミス(?)。

北九監禁事件をモチーフにと言われてるようだが、どう考えても尼崎の方じゃないかと。

 

少々手垢のついてた叙述トリックを用いているので、

あの傑作『殺戮にいたる病』にはちょっと及ばないか。

 

実は作品をそんなに読んでいないのに気づいた。たぶん4~5作品くらい。

「かまいたちの夜」があるので、なんか身近には感じるんだけども。