「唄うたい」復活のライヴ! | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

普段あんまりライヴに行くことはないのだけど、ちょいと下北沢までお出かけしてきました。


 
お目当ては高校生時代から聴き続けているSAICO(鈴木彩子)。
ランニング時や車中など、いまだにかけまくってます。
古いレッズサポなら、彼女の名と某曲 は記憶に残っているかもしれない。

まぁ大した方ではないですけどね。

水泳で県記録をたたき出したり、代表クラスの実力だったバドミントンで海外遠征に行ったり、
事務所からモデル・アイドル路線で売り出されたルックスを持ち(※本人は反発)、
そんな顔立ちなのにあの泉谷しげるから「火傷しそうな歌ばっか歌いやがって」と評されたり、
毎日映画コンクール新人演技賞を受賞したり(※前年は江角マキコ、翌年受賞者は広末)、
救急隊員から「ダメだもう死んでる」と言われたレベルの自動車事故で片肺を失ったり、
売れる曲ばかり要求されるメジャーシーンに嫌気がさしひっそりとインディーズに消え、
いまはシモキタの花屋の美人店主という、そんなどこにでもいる普通の人。

余談ですが、バド協会か何かのサイトでは過去のインターハイの記録がpdfでアップされてる。
ちゃんと鈴木、〇〇組の全国大会の足跡がたどれます。

 

彼女にとってバンドありのライヴは5年ぶり。

自分は前回行ったのが2003年9月の浜松町ワンマンライヴがラスト。
仙台に圧勝して寿人を号泣させた日だからよく覚えてる。

その後も対バン形式中心にライヴ自体はやってたようだけど、なかなか行く機会がなかった。

久々に見た彼女は、「BOROBORO」を出した頃のようなロングヘアで登場。
とてもとても46歳とは思えぬ美貌とスタイルを堅持。
あんなにキレイ系なのに、印象としてはやっぱ「カッコイイ」のだよなぁ。ふしぎ。

(自分の記憶に間違いがなければ)今日のセットリストは以下のとおり。
メモってたわけじゃないので違ったらスマン。( )内は収録アルバム。
世界が静かで こんなに静かで(「NUMB」)
渇いた目だね(「NUMB」)
cry baby cry(※故・川村カオリ氏の楽曲)
風に吹かれて(「19歳の鼓動」)
24の誓い(「24の誓い」)
石ころ(「愛があるなら」)
HIKARI(※インディーズシングル)
ループ(「9-nine-」)
遠い夜明け(「罪深き英雄」)

4曲目のイントロが流れた時には、客席から大きなどよめきが。
勝手にSAICO名義の曲中心かと思ってたので、まさか10代の頃の曲を演ってくれるとは。
爆裂スーパーファンタジーのネタあたりから、周りの客たちも完全に20年は若返ってたw

個人的には24の誓いがちょっと意外なチョイスでした。

残念ながら次のライヴ予定はなし。
仕方ないので、そのうち花屋を襲撃しますかね。