恒川光太郎『金色の獣、彼方に向かう』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

能代工、無事2回戦突破です。
昨日爆勝した正智深谷は、帝京長岡の206cm外国人1年坊一人に61点取られて敗れた模様。
駅伝の世羅3区・カマイシもそうだけど、たかが高校部活にそんなの使うなよなぁ・・・
金色の獣、彼方に向かう (双葉文庫)/双葉社
¥660
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久しぶりに買いました。
いま一番お気に入りの著者。

いわゆるダーク・ファンタジーと呼ばれるジャンル。
異世界と現世の関わりを描くのが凄く巧いし、読ませます。

「金色の獣」を軸に元寇の時代から現代までの、4つの幻想的な話。
子ども時代に感じた、「暗がりへのよくわからない恐怖」を言葉で描ける。

元寇がテーマになる話の中で、大人が子供に「モッコ(=蒙古)来る」と脅かしているシーンがあった。
確かウチの母親が子どもの時分、悪いことすると「蒙古来るぞ」と言われて叱られたそうだが・・・
ちなみに飯島地区です。