芳賀憲治『写真帖 田沢湖の記憶』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

本日、仕事納め。
能代工も無事勝利し、久々の(?)ベスト8進出。
BBはエース三好の契約満了が発表。やっぱ来季は平井をFWで使おうよ。
写真貼 田沢湖の記憶/無明舎出版
¥1,296
Amazon.co.jp

正月の帰省用の本をポチる時に、思わず一緒に買ってもうた。

地方出版社の雄・無明舎が版元である。
無明舎以外では、恐らくなかなか刊行できない(たぶんさきがけでも厳しい)本だろう。

日本一の最深度を誇り、かつては透明度世界一になったこともある神秘の湖・田沢湖の写真集。
あまり知られてないが、潜窪(海面下の深さ)でも日本一。

著者はプロのカメラマンという感じではなく、ぶっちゃけそんなに巧くはない
写真記録として眺めるのが良いかと。
ただ、結構古い写真も混じってて、なかなかに貴重だ。

田沢湖マラソンの写真が一点だけだったのはちと残念。

編集時代、「50周年を機に大潟村を検証した一冊を出そう!」とプラン会議にかけ、見事玉砕した。
無明舎ならもしかして、と当時も思ったもんです。

米を作るためにわざわざ日本第2の湖をぶっ潰して、村ができた途端に減反政策とか、
日本の農政やコメ政策をきちんと振り返るためにも、ぜひ実現したい企画だったのだがなぁ。