岡嶋二人『チョコレートゲーム』 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

たまには跳ばずに観るFOOTBALL

秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

本日、高校サッカー組み合わせ抽選が行われました。
2強の壁を久々に崩した新屋の相手は、宮崎代表・日章学園@駒沢会場に決定。
ギオンスとかフクアリは鬱陶しいので、会場的には行きやすくてよかった。

日章はインハイ不出場も、プリンス九州1部で3位の強豪(ちなみに新屋は県1部の3位・・・)。
決勝では、2012年全国優勝校の鵬翔を下してきた宮崎日大を相手に、4-0で圧勝してます。
そろそろ県勢連敗地獄から脱出したいもんですが、さて。

あ、WCの能工はクリスマスイヴに九州学院戦です。
チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫)/講談社
¥679
Amazon.co.jp

相も変わらず図書館本。
日本推理作家協会賞受賞作、らしいです。

作家・近内の息子への不登校疑惑、身体にできた青痣、「チョコレートゲーム」という謎の言葉。
そして同級生が次々と死んでいく事態に。
殺害犯とされた息子の潔白を信じ、近内は独自に調査を始める、というお話。

途中で明らかに不自然な行動を取る人物が出てくるので、黒幕はすぐ分かると思う。
もっとも、この本は謎解きがメインじゃないんだろう。

1985年の作品で、中学生が主人公。俺ですら年代は微妙に違う。
携帯電話やメール、ネットのある時代なら、「ゲーム」の中身も含めまた違う物語になるだろう。

ただ、そういった「道具」を別にすれば、中坊たちの生態(?)はそんなに変わらないのではないか。
そのあたりは実に巧く描ききっているなぁ、という気がした。