高校サッカー選手権東京都大会決勝 | たまには跳ばずに観るFOOTBALL

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秋田出身の埼玉住み。
読んだ本の感想やランニングの記録、競馬観戦、国内散策や
日々の出来事などを、とりとめもなくチラシの裏にウダウダ
と書いています。
ブログタイトルは遠い昔よくサッカーを飛び跳ねながら
観ていた名残り。

グンマーで関東社会人という手もあったが、ガソリンも高速もタダじゃないので、チャリで西が丘へ。
冬の選手権、東京都予選決勝戦です。

ここ数年で行った西が丘の試合の中では、ダントツの観客数でした。
席を探すのに苦労するレベル。



まずはAブロック。都立三鷹が堀越と対戦。



緊張していたのか、動きがガチガチだった堀越。
開始1分で三鷹が先制、さらに3分にも追加点でいきなり2-0という入りに。



その後は落ち着いて反撃に出た堀越。
正直、両チームに力の差はさほど感じません。
が、31分に三鷹#16が鮮やかなミドルを突き刺し、前半で3-0に。




後半1点を返した堀越、必至に追いすがりますが・・・
「攻めたい」「守りたい」気持ちが出すぎて、CKではゴール前が朝の埼京線みたいな状態に。



試合はそのまま3-1で三鷹が勝利。見事7年ぶりの全国出場を決めた。

監督の胴上げと一緒に舞ってるのは、GKが挨拶時に持ち帰ってきたユニ着用ダッフィー。
詳しい経緯は知りませんが、とりあえず「もげろ」ということが容易に推察できます。


続いてBブロック。
関東プリンス所属の国学院久我山が、T1覇者・実践学園を迎え撃つ。



多彩な攻撃でゴールに迫る実践に対し、久我山は完璧な集中力で対抗。
前半7分に久我山が先制するが、終始この図式は変わらなかった。



猛攻を仕掛ける実践学園。
いつかは追いつけるだろうと思わせるだけの迫力はあったのだが・・・
久我山の固さは異常でした。攻めてるのは実践でも、試合自体は完全に久我山ペース



そして後半17分、#14の芸術的なコントロールショットがゴールに吸い込まれ、久我山待望の追加点。
この#14、その直前にサイドで見せたドリブル技術と切り返しの早さも凄かった。
全国の舞台での活躍が楽しみ。


結局2-0で久我山が勝利し、連覇達成。
トーナメントってのは、時に残酷なコントラストを示す・・・

見応え十分のハイレベルな素晴らしい一戦でした。
新屋がこのレベルと戦ったときにどうなるか考えたら、ちと怖いような。