まるで人生みたいな道ばたで
落ちている石ころを幾つか拾う
紅茶を飲んだから喉が乾いた
いつだって世界は僕に冷たい

東京湾と他の海の境界辺りで
僕と隣の鞄は静かに笑う

本当に隠していたい真実って
それ自体に僕は嘘をつけなくて
大きく息を吸い込んで、歌った
この何でもなく薄っぺらな世界で

「ねぇ神様、僕はいつどこで
だれと何をして幸せを感じてる?」
少し頑張れば浮かびそうな答に、
時を止めるほど小さく頷いたたんぽぽ。

どんなに世界がキレイに色付いても
心の花だけは実しやかに咲いている。
きらきらしてて、透明で、
わたしの隣で、光る瞳を、
あなたと呼んでみたいけど、
ダメなら、今を、噛み締めたい。

本当に伝えたいことは
言葉にしなきゃいけないなんて
そんなの無理だよ…
そんなの、無理だよ。

そうやって思いを飲み込んだ、
いつものねずみ色の帰り道。

空に向かって叫んでいた
声にならない訴えを、
あなたはついに捉えた。
わたしは運命を感じた。

あなたがいるなら、わたしは
輪郭のある実体になれる。
夢の中でも、いつだって
あなたに触れられる!

そんな幸せを感じて、
どんな今日を過ごしてみようか
思わずニヤけてしまうよ?
隣にいるあなたを見て思った。
君との最後の通話越しの会話
おそらく君も泣いていたんだろう
震える声で最後の台詞を云って
僕の元から去っていったよね

自分が本当に大好きな人と
結ばれる、なんて素敵な奇跡は
一生のうち、何度あるのだろう?
ありがちなフレーズが浮かぶ

君に嫌われたくなくて
君の好きなこと知りたくて
君のために生きたくて
君はそうして嫌気が差した

君との最後の電話越しの会話
僕も本当は泣いていたんだよ
でも泣いてる姿知られたくなくて
笑いながら、でも泣いてるって云った

『あなたは最後まで嘘をつくのね』
君のためについた嘘の行方はどこへ・・・

壊したくなくて枯らせた愛に
時は冷たい風を吹いて
不器用な僕たちのハートの器
どうしようもなく、崩れていった。