ノルウェーでは、11月の終わりころから約2か月の間、極夜が続くそうです。
朝10時くらいにうっすらと明るくなり、14時くらいにはもう暗くなってしまいます。
日本の環境に慣れていると、太陽がわずかしか見えない生活はつらいようです。
ノルウェーに移住をして極夜を経験したとき、体の調子をおかしくしてしまったという人がいます。
この人は、悩みごとがあるとおでこの真ん中あたりが重くなるそうです。
そのような痛みがしばらく続いていました。
それをスキーで解消しました。
ときどき足を止めては、大きく深呼吸。冷たい空気にピンッと背筋が伸びます。しばらく滑っていると体があたたまってきて、30分もすると汗がじわじわ。気がついたころには、毎日の悩みごとも冬の寒さもぜんぶ忘れて、夢中でスキーに没頭している自分がいました。
『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』 桒原さやか
人間は動くようにできているのだと思います。
体を動かすのが本来の人間です。
人間が本来の活動をしているとき、人は健康になれるのではないでしょうか。
うつ病には運動がよいといわれています。
とくにウォーキングはリズム運動になり、セロトニンの分泌を促します。
体を動かすことが大事なのです。
家の中でじっとしてばかりいたら、うつうつとしてしまいます。
でも、外に出て体を動かせば、気持ちが明るく前向きになります。
体の状態がよくなれば心も前向きになってきます。
また、心が明るくなると体の状態もよくなってきます。
体と心はつながっているからです。
気分が沈んでいるとき、頭が痛かったり、体がだるかったりしますよね。
体がだるかったりすると、意欲が低下をしたり、気分が沈んだりします。
これは、体と心がつながっているからです。
心を整えるのは難しいかもしれません。
でも、体を整えることはできます。
体を動かせばいいのです。
以前の私は、趣味があったらいいのにと思いつつも、忙しさに負けてどんどん後回し。ところが、北欧の冬を経験した今となっては、体を動かすこと、趣味を楽しむことは、「こころと体を元気に、毎日過ごすためには欠かせないもの」だと意識がちょっと変わりました。
(同上)
調子が悪いなと思うときは、動くのがおっくうかもしれません。
それでも、動いてみると意外とすっきりするかもしれませんよ。
