うつ状態の人は、栄養不足になっていることが珍しくありません。

 

「しっかり食べてます」

 

「栄養不足どころか、太っています」

 

という方もいるかもしれませんね。

 

自分ではちゃんと食べている、栄養は足りていると思っていても、心と体はちゃんと反応しています。

 

だるい、ゆううつ、眠い、やる気がでないなどがあるようなら、栄養不足の可能性があります。

 

 

現代人は、カロリーはとれていても、必須脂肪酸・タンパク質・ビタミン・ミネラルなどが不足しがちです。

 

ファストフードやカップラーメンなどは、その典型です。

 

 

・菓子パンで食事を済ます

・インスタント食品をよく食べる

・ファストフード大好き

・忙しいからパンをかじりながらパソコン作業

 

こういった食事だと、体が求めている栄養素を十分にとれませんよ。

 

 

とくにタンパク質は重要です。

 

気分にかかわる神経伝達物質(セロトニンやドーパミンなど)をつくるためには、タンパク質が必要です。

 

もちろん、鉄分、亜鉛、ビタミンB群など、いろいろな栄養素が必要だけれど、うつ状態の人はとくにタンパク質が不足しがちなので、意識してとってほしい栄養素です。

 

 

 

 

でも、「栄養満点のしっかりした食事をとろう」

 

と思っても難しいですよね。

 

仕事や家事に追われて食事の準備ができない、ゆっくり食べている時間がない、といったことがあると思います。

 

食事をする気がでないときもあります。

 

そういった状態でも大丈夫です。

 

自炊ができなくても、簡単に食べられるものでも、栄養をとることはできますよ。

 

 

以前にもブログで紹介しましたが、

 

・納豆

・卵

・ツナ缶

 

を常備しておくと便利です。

 

これらの食べものは調理いらずでそのまま食べられるので、自炊が苦手、料理をする時間がない、調理が面倒、といったときに助かります。

 

 

そして、タンパク質が豊富です。

 

タンパク質量は

 

・納豆1パック(50g) 約8g

・卵1個 約6g

・ツナ缶1コ 約12g

 

1食でとりたいタンパク質量は20g以上で、これらを組み合わせれば簡単にタンパク質20g以上をとることができます。

 

 

 

 

お惣菜やコンビニの食べものでも、選び方次第で栄養をとれます。

 

コンビニだったら

 

・おにぎり

・魚、肉、大豆などのタンパク質が多いおかず

・野菜

 

を単品で組みあわせるといろいろな栄養素をとれます。

 

たとえばセブンイレブンだと「たんぱく質が摂れる レバニラ」という商品があります(2026年6月25日現在)。

 

うつ状態の人が不足しがちなタンパク質と鉄分をとれるおかずです。

 

 

避けたいものは

 

・パスタ

・そうめん

・うどん

・菓子パン

・ごはん、麺類が半分以上を占めるお弁当

 

です。

 

これらは糖質に偏っています。

 

糖質のとりすぎは、

 

血糖値の大幅な上昇

それを下げるためにインスリンの大量分泌

反動で低血糖

 

を招いてしまいます。

 

低血糖は、ゆううつ、イライラ、眠気などの原因です。

 

 

常備しておくと便利です。

 

 

自炊しないことにうしろめたさを感じてしまうことがありませんか。

 

「自炊をしないのは怠けだ」

 

「自炊ができないなんて劣っている」

 

そんな考えが世間にはあるのでしょうか。

 

でも、自炊ができないからといって、怠けでも、劣っているわけでもないですよ。

 

自炊をしている、していないではなくて、

 

「おいしく楽しく食べて、栄養をとれること」

 

それが大事だと思います。

 

「きちんと栄養をとろう」

 

「お惣菜やコンビニを活用してでもいいから、食事の準備をしよう」

 

まずそう思ったことが大切です。

 

「やってみよう」という気持ちをもったことだけでも立派なのですよ。

 

 

そして、実際に行動をしてみると、だるさが減った、昼食後に眠くなりにくくなったなど、体調の変化を感じられるはずです。

 

私自身、タンパク質を意識してとるようにしたら、風邪をひきにくくなったし、疲れにくくもなりました。

 

やる気がでないときは、魚を食べると元気になります。

 

体と心はつながっているので、体をととのえることは心をととのえることにつながります。

 

 

 

 

・何を食べたらいいのかわからない

・食事習慣が続かない

・甘いものをやめられない

 

そんな悩みがありませんか。

 

ひとりだと「明日からでいいや」となったり、どうしたらいいのか途方に暮れてしまったりすることもあると思います。

 

ひとりで難しいときは、一緒に考えていきましょう。

 

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心理療法を受けても、本を読んでも変われなかったのは、疲れすぎていたりして、体が整っていなかったことが原因かもしれません。

 

食事をととのえることで心が変わる土台がつくられます。

 

まずは体を整えることから。

 

 

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